X JAPANの超大作『ART OF LIFE』について語る

音楽

私がX JAPANの曲の中で一番好きな曲は「ART OF LIFE」です。

今回はその「ART OF LIFE」に関して語ろうと思います。

まずはCDジャケット。YOSHIKIさんの顔がジャケットですが、顔半分は骸骨です。ターミネーター2の映画のポスター(半分がシュワちゃんの顔で、半分が骸骨というポスター)を思い出します。YOSHIKIさんの半生を描いた曲として、そのコンセプトにあったジャケットです。今見てもかっこいいですね。ファンじゃなければ、女性に見えるかもしれませんね。

では、曲の感想に入ります。この曲は30分近くあります。曲の中間に10分ほど、ピアノソロが入っているので、30分ずっと歌っている曲ではありません。ピアノソロ以外のパートは、Xの王道の王道のロック調です。これ以上のXの王道の曲はありません。激しくて、勢いがあって、美しいという曲です。紅やSilent JealousyやDAHLIAをよりスケールアップしたような感じです。どこを聴いてもかっこいいですし、凄いです。

そして、ピアノソロ。一部の人からは、退屈、このパートはスキップする等、否定的なコメントがあります。”が”、私はこのピアノソロがめちゃ好きです。YOSHIKIさんのファンであれば、このピアノソロは嫌いな人はいないと思います。ピアノソロだけでもずっと聴いてられるほどです。
このピアノソロは、この時代のYOSHIKIさんの狂気の美を表現していると言っても過言ではないのです。すごく美しいのだけど、触ったら死んでしまうような、狂気のピアノソロなんです。ファンだからというのもありますが、それがこのピアノソロから感じ取れるんですよね。このピアノソロを聴いてると、YOSHIKIさんの狂気の世界に誘い込まれるような気がします。

歌詞については、すべて英語です。曲が最初から英語で作られているので、歌詞がメロディーにきちっと乗っているので、日本語歌詞を英語に変える時のような違和感はありません。Toshlの英語発音に関しては、英語のネイティブではないのですが、先述のように歌詞がメロディーにきちっと乗っているので、煩わしいとは全く思いません。Toshlの発音する英語がすごく曲に合っていて、逆に英語のネイティブの発音だと、違うイメージになってしまうかなと思います。

Xの曲ではよく、YOSHIKIさんの朗読パートがあります。このART OF LIFEに関しても朗読パートはあるのですが、海外の女性が朗読しています。『Born to be free』みたいな感じですね。この朗読パートもかっこいいです。

発売されたのは、およそ30年ぐらい前になるのでしょうか。待ちに待ったXの新曲、そして新生Xの新曲ということで発売されるまでワクワクドキドキでした。発売される日の朝、CDショップの開店時にあわせて、直行したのを憶えています。いつリリースされるんだろうかというのが当時からありましたが、この時は、最近のように酷くはなく、発売日にきちんと発売されました。CDを手にした時は感無量で、30分の曲を何度も何度も聴いていましたね。

当時は、この曲が全世界発売される、Xの世界デビュー曲という事で宣伝されましたが、日本のみの発売になりました。売れるという見込みがされなかったので、海外へのリリースはされなかったのかもしれませんが、私としては海外で発売して欲しかったと思います。確かに、万人受けはされないと思いますが、本当に唯一無二の曲だと思うので、評価はされていると思いますし、きっと欧米でもファンは出来ていたでしょうね。あの当時、海外リリースされなかったことが本当に残念です。

みなさんはART OF LIFEについてどのような感想をお持ちでしょうか。ART OF LIFEは復活後に何度も演奏されていますが、ART OF LIFEが発売された93年に演奏された映像(DVDで発売されています)が素晴らしくかっこいいのでお勧めです。

Youtube : ART OF LIFE – X JAPAN (Full ver 30 min) – Live at TOKYO DOME – Dec 31

コメント

タイトルとURLをコピーしました