【先週のドル円分析】
引き続き、ダウ平均、日経、すべて下落する方向に進みました。
ドル円は、先々週は400pips、先週は360pipsと大きな下げが続き、104円を付ける結果となりました。新型肺炎の解決が見えない事とFRBの0.5%緊急利下げが原因だと思われます。
金曜日の雇用統計の結果が良かったので大きな反発を期待しましたが、売りの圧力が強く、抑えられた結果となり、もはや指標以上に新型肺炎の経済不安が勝っているということが見えます。
安値104.98円、高値108.58円、終値105.37円
【今週の為替予想】
ダウ平均の底が見えない状態から、ドル売りが継続していくと考えられます。
また、これからの指標は、新型肺炎の経済の影響が反映されるので、結果が悪ければ、さらなる円高が予想されます。また結果が良くても、将来的な不安が拭えない限り円高が継続すると思われます。
2019年最安値の104.5円が底になると思えるような緩やかな落ち込みではないので、少しの反発はあるにしろ、104.5円を突き抜けることが予想されます。104.5円を抜ければ、2016年最安値の98.8円が見えてきます。
ただ、行動力のあるトランプ大統領が株価に対して、対策をしてくるかもしれません。それが新型肺炎解決に結びつけば反発はありえますが、具体的でなければ、小さな反発で終わるかもしれません。
目線:下落トレンド
高値:106.5円、安値:98円
ドル円 – 日足
黒枠のボックス(106.5から98.8円)での動きを予想しています。
円安になる報道が期待できないので、上は106.5円を考えています。
101.05円の青ラインがサポートとなるか、赤い下降チャネルの下のサポートが効くかも確認してみたいです。
ドル円 – 4時間足
重要なラインとして、106.5, 105, 104.5、102.5、101.05、100.05円付近を見ています。
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