枡野俊明の『図太くなれる禅思考』を読みました。
評価(3/5):★★★☆☆
選んだ理由:作者が”世界が尊敬する日本人100人“に選ばられたという帯を見て読んでみようと思いました。
感想:
この本は責任のあるポジションに就いている方に読んでもらいたいと思います。やはり、責任のあるポジションに就いている方は、常に仕事の出来が気になったり、上司や部下の人間関係に悩まされていると思います。日々、悩まされていると仕事で成果を出すことが出来ませんし、人間関係もうまく行かなくなってしまうかもしれません。
そういう時に、図太くなるという風になれれば、細かいことは気にしなくなり、ストレスを感じなくなります。この本は、どのようにして、図太くなれるか、また図太さが悪いことではないということを伝えています。
この本で一番印象に残っていることは、”究極の図太さとは、「ただの人」として生きること“という章です。是非、この章を読んでみたら、いままでのわだかまりなどが無り、本当の重要な事が何なのかということが解ってくると思います。ここが僧侶の方が書いた本として、他のビジネス書と違うという気がします。
もう一つおススメしたいところは、最後の章の「椅子坐禅」の方法が書かれています。椅子に座って坐禅方法です。普通の自己啓発本は、考え方が基本書いていますが、坐禅方法は書かれていませんよね?私も少し実践しています。
これ以上は、本の内容に入ってしまうので書けませんが、心が弱ってしまった方は是非読んでみてはいかがでしょうか。
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