感想
Toshlの新曲「叫SAKEBE」の感想です。
最初聴いたときは爆笑でしたが何度か聴いてると泣けてきました。
ファンの気持ちを歌ってくれているんだという気がしたのと、天国にいるHIDEさん、TAIJIの気持ちも含んでいるような気がしました。もちろん、Toshl自身の気持ちも。
誰も言わないことをようやく言ってくれた。それも歌で、テレビを通して。
メディアやアーティストも含めてすべて称賛、イエスマンだらけ。素晴らしい人ってことで通っています。神のように称えるような周りの取り巻き達。でも、実際の行動はそうなのでしょうか。違うよね。だから出演しているテレビなどは昔のように観なくなりました。
リーダーのファンだけど否定的なツイートもしている。でも、自分以外の多くは称賛だらけ。一部の方とは同じ意見というのが救いだったけど、今回のToshlの「叫SAKEBE」という曲で本当に救われた気がしました。自分の考えが正しかったんだと思った。一番近くで居たToshlさんですらそう思っていたというんだから。
歌詞で気付いたこと
話は少し逸れて、曲自体の解析。
最初の英語の部分。
Anything is possible(不可能はない)
Walk the walk(行動で示す)By helping others, I’m saved(人を助けることによって自身が救われる)
叫SAKEBEの歌詞から
敢えて英語っていうのがミソですね。それはリーダーがいつも英語交えるから、リーダーの部分を英語の歌詞にしたんでしょうね。
こういうアイデアがToshlにあるんだってことが嬉しかったです。ソロでは作詞をほとんどしているので、作詞能力の高さは知っていましたが、まだまだ私たちの知らない作詞能力の可能性を秘めているということになります。これからの楽曲が楽しみになりました。
韻
HIDEさんを彷彿させるような韻の踏み方。
虚言 狂言 イイ加減
叫SAKEBEの歌詞から
偽善 平然 マジ 唖然
悲劇 衝撃 茶番劇
私の知識としては、韻を踏む時の言葉選びは意味が類似したものから選ぶのですが、最後に感想の言葉が入っているところが面白い。日本語でしか表現できないワードチョイス。
また、歌詞を読むだけで笑いが止まりませんでした。こういうギャグ的な歌詞をみると、HIDEさんのソロ曲「Lassie」を思い出します。興味のあるかたは、Lassieの歌詞を読んでみて下さい。面白いですよ。
怒る理由?
一部のファンの中では、この新曲に対して怒っている方がいます。
リーダーが素晴らしい人であれば、これをリーダーの事を指しているということにならないはずだけど、怒っているのであれば、歌詞の内容=リーダーだと認識していることになりますよね。
この歌詞が酷いという人は居るかもしれないけれど、今までリーダーがToshlに対して発言していたことに比べたら比ではないのではないでしょうか。リーダーのToshlに対しての発言が許せるのでしたら、この歌詞に対しては微塵も感じないと思います。
Xは一人の物ではない
Xというバンドはリーダーのものだけじゃない。
Xというバンドを作り上げたのはリーダーだけじゃない。
5人で作り上げてきたバンドである。
この曲から、本当にHIDEさんやTAIJIのことを思っているのか。俺たちのバンドをこれ以上独占するのは止めてくれ。そんな叫びが伝わってきました。
最後のREAL LOVEで歌い上げた所は、これが本当の気持ちであると訴えているようでした。
Toshlの雄叫びから、Toshlが唯一のXのメンバーだって思えた。
コメント