私は音楽データを 追加SSD に保存しています。
ところが puddletag などのアプリでファイルを開こうとしたとき、SSDがファイル選択画面に出てこなくて困りました。
これは、Linux では外付けドライブやSSDが /media
フォルダの下に置かれるため、アプリによっては見つけられないのが原因です。
そこで試したのが bind mount です。
これを使うと、SSDを「ホームフォルダの中の普通のフォルダ」として見せることができます。
手順
下記の手順は追加ディスクの名前が「Shared File」という名前の例です。
- ホームにフォルダを作成
mkdir ~/SharedFile
- SSDをそのフォルダに「bind(接続)」します。
sudo mount --bind "/media/ユーザ名/Shared FIle" ~/SharedFile
👉 これで ~/SharedFile
を開くと、中身はSSDそのものになります。
puddletag からも問題なくアクセスできました。
⚠️ 注意点
- 再起動するとリセットされます
- フォルダ名にスペースがある場合は正しく入力する必要があります
再起動してもつながるようにする
毎回コマンドを打つのは面倒なので、設定ファイルに追記します。
sudo nano /etc/fstab
次の行を追加:
/media/yoshi/Shared\040FIle /home/ユーザー名/SharedFile none bind 0 0
👉 これで再起動後も、自動で「ホームの入り口」がつながります。
まとめ
- bind mount を使うとSSDを「ホーム配下のフォルダ」として扱える
- アプリから確実に見えるようになる
- 再起動後も使いたい場合は
/etc/fstab
に追記する
私の場合、これで音楽データを保存したSSDが puddletag からスムーズに使えるようになりました。
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