初めて「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X SEASON2」を視聴しました。前回のシーズンはYouTubeで断片的に見た程度で、今回が初めての本格的な視聴です。正直、Tverで配信されていたので見てみたというのが大きいです。
番組の内容は、手越さんがリスクを承知でXYに加入し、グループを盛り上げていくという前向きな展開が強調されていました。ただ、放送前にXで話題になっていた、涙を流すメンバーの映像はありませんでした。おそらく、放送前にクレームが多くて編集されたか、視聴率を狙った一部のプロモーション映像だったのかもしれません。
手越さんが加入したことで、XYの知名度が上がることは間違いありません。手越さんはすでにYOSHIKIさん以上のYouTubeフォロワー数を持ち、XではYOSHIKIさんが97万人、手越さんが91万人です(2024年10月30日時点)。手越さんはXの活動を始めてから間もないので、すぐにYOSHIKIさんのフォロワー数を超えるでしょう。ジャニーズ出身の人気は本当に強大です。
とはいえ、手越さんがXYに完全に溶け込めるかというと難しいでしょう。悪い意味で「浮いてしまう」可能性が高く、XYの人気は上がっても「手越がいるから人気がある」という印象になりかねません。結果的に「手越 with ダンスボーカルバンド」というイメージになる恐れがあります。
こうした状況を打破するために、XYが手越さんの人気を超える努力するべきという意見もあるかもしれませんが、私はそれには賛成できません。手越さんは長年活動してきた分、XYのメンバーが彼の人気を超えることは難しいでしょう。
個人的には、手越さんがXYのメンバーとしてではなくプロデュースに専念する方が最善だったのではないかと思います。放送前にはYOSHIKIさんがプロデューサーを辞する意向を示していましたし、手越さんがメンバーを離れプロデュースに注力することで、バランスが取れるのではないでしょうか。手越さんなら、XYを表舞台に立たせることができるでしょうし、XYも独り立ちする力を付けていけると思います。
YOSHIKIさんが直接グループをプロデュースするのは難しいと最初から思っていました。今までの活動から見ると、YOSHIKIさんにできるのは数曲の楽曲提供が精一杯でしょう。
オーディション企画側はYOSHIKIさんについて理解不足だったのかもしれません。
今秋デビューする予定の女子ボーカルグループ「美麗」の活動が心配です。今秋といって、10月30日の時点でデビュー出来ていません。XYのようにならなければいいですが。