集中、勉強する時には、クラシックのモーツアルトの曲を聴きますが、YOSHIKIさんの『Eternal Melody』も、集中、勉強する時に最適なので、紹介したいと思います。
Eternal Melodyとは
YOSHIKI presents「Eternal Melody」というアルバムは、YOSHIKIさんの楽曲をクラシックアレンジしたものを、イギリスのロンドンフィルオーケストラが演奏し、ビートルズの元プロデューサーでもあるジョージ・マーティンがプロデュースしたアルバムです。
1993年4月21日に発売されたものなので、およそ30年以上前のアルバムになります。
そして、レコーディング場所は、2022年1月に宇多田ヒカルさんがLIVE配信した場所のエアスタジオなんです。なんと30年以上前に、このスタジオにYOSHIKIさんが居たんですよね。
Eternal Melody のおススメ点
他のクラシックバージョンよりもいい
Eternal Melody(以後EM)以降、Eternal Melody II(2005年3月23日発売) 、YOSHIKI CLASSICAL(2013年8月27日発売)と、YOSHIKIさん作曲の楽曲のオーケストラバージョンのアルバムは発売されていますが、Eternal Melodyが断トツにいいです。
EMII、YCに収録されている曲を個々で聴く分にはいいのですが、アルバムを通して聴くと、どうしても凸凹感が否めません。
EMII、YCは、過去のライブ音源やシングルの寄せ集めなんですよね。EMIIにはVioletUKの曲『Red Christmas』というオーケストラバージョンなど珍しい曲もあるのですが、はやり、アルバムを通して聴くことはありません。やはり、アルバムなので、曲から曲への展開に、統一感がないと聴けないもので、オムニバスアルバムにしても、個人的な感想としてはイマイチです。
その点、EMは演奏者、収録も同じ(当たり前ですが)、アルバムを通して聴くことが出来ます。
ジョージマーティン、ロンドンフィルの力
発売された当初(1993年)から今現在(2022年)まで聴いていますが、本当に色褪せません。
やはり、ビートルズの元プロデューサーというだけのことはあり、アルバムの出来としてはパーフェクトです。YOSHIKIさんの楽曲の良さを存分に引き出していると思います。
おそらく、YOSHIKIさんのマネジメント側からのジョージマーティンへ依頼されたと思います。そういった意味で、ジョージマーティンは全くXのことを知らない状態で、YOSHIKIさんの曲を短期間で理解し、マスターピースに仕上げたというのは、プロデュース力はさすがです。
そして、演奏しているのがロンドンフィルということで、間違いのない仕上がり。
アレンジも音も構成も、素晴らしいです。
YOSHIKIさんのメロディーがすばらしいプロデューサー、演奏者によって、さらに磨きがかかり、本当の永遠のメロディーとなった感じがします。
AMETHYSTが収録
We are Xを観られた方はご存じだと思いますが、ジョージマーティンがアカデミー賞が獲れると言ったのが、AMETHYSTという曲です。
Xのライブのオープニングでも流れていましたね。オープニングにしようと言ったのはHideさんのアイデア。AMETHYSTがオープニングに流れることによって、Xのライブが、より神々しくなったのを覚えています。
私も最初に聴いたときは、なんて美しい曲なんだろうと思いました。国境を超えることが出来る曲とさへ思いました。
ちなみに、Violet UKバージョンのAMETHYSTがEMIIの方に収録されていますが、あちらはイマイチ好きではありません。このクラシックバージョンがあまりにも素晴らしくて、比較するとどうしてもVUKバージョンはイマイチになってしまいますね。それほど、クラシックバージョンが素敵です。
Endless Rainが意外といい
Xバージョンとは印象が異なるのですが、すごく優しい仕上がりとなっています。
同じメロディーだけど、こんなに印象が変わるんだと驚かされます。
集中できる、勉強に最適
さて、本題に戻りますが、このアルバムを聴いていると、非常に勉強などに集中できます。また、落ち着きたい時には最適だと思っています。
Xの曲というのは、激しいロックというイメージがありますが、激しいロックですが、メロディーは美しいです。EMはそんな美しいメロディーをオーケストラアレンジしたものなので、より、美しい楽曲になっています。
また、オーケストラバージョンということで、歌が無いことで、歌詞に耳を囚われることもありません。
私は、勉強する時には他のクラシックアルバム(モーツァルトやラフマニノフなど)も聴くのですが、EMはその中で断トツに集中できます。
集中できるという点で、受験生にはおススメしたいアルバムです。
おわりに
先述しましたが、Xのファンだから好きだというのもあるかもしれませんが、ただ、EMIIやYCではなく、EMなんですよね。
EMは、一流のプロデューサー、一流のオーケストラによって奏でられるYOSHIKIさんの楽曲なんです。
今も色褪せないアルバムです。
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