【先週のドル円分析】
2月13日高値110.13円付近を付けましたが、全体的にはレンジ相場でした。先々週の終値109.75円とほぼ同じ値段で終わっています。
週半ばで上下し、110円後半行くか、雪崩になるかと判断を鈍らせられ、難しかった相場だったのではないでしょうか。上値も重く、底値も固いという感じです。
安値109.56円、高値110.13円、終値109.78円付近
【今週の為替予想】
先週がレンジ相場だったので、今週は激しく動くことが予想しています。
コロナウイルスの為替への影響は未だ見られていません。リーマンショックの時は、報道後、相場には影響が無かったのですが、2か月後に一気に急落しました。コロナウイルスショックも同様に遅れて影響してくると思っています。中国経済の悪化やそれに影響しての世界経済の悪化が時間を経って現れてくるからです。先週は高値を維持したので、今週は一気に下げるかもしれません。またチャートの上下の流れを見ても、今週は下げるようにも見えます。
先週の予想と被りますが、売りポジションがまだ多いと考えられるので、売りポジションを狩る為に、週前半は円安に流れると予想しています。
いずれにしてもコロナウイルスショックがいつ起こるかわかりません。円高が予想し易いですが、治療薬などの報道がされると円安に走りそうです。慎重に取引した方がよさそうです。
見方は週前半は円安、後半は円高、チャートパターン的には円高
高値は110.2円、安値は108.1円を考えています
円安予想の、重要なポイントとして110.1、109.65、109.3円付近を見ています。円安だとしても上値は重いと予想していますが、売りのポジションの溜まりから、110.1円は一旦は付けると思っています。
円高方向の重要なポイントとして110.1、109.45、109.03、108.6、108.3円付近を見ています。
110.1円からの三尊で落ちていくのがチャート的にはキレイに収まります。
コロナウイルスの影響が大きければ、更なる円高が予想されます。
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