【先週のドル円分析】
ダウ平均が記録的な下げでサーキットブレーカーが2度発動しました。日経も2万円を割れました。
ドル円は急落から急騰となりました。週前半で101円台をつけましたが、急騰し108.5円をつけました。急落からの売りの利確や安値感からの買いで上がり、売りの押し目を付けさらに下がっていくと思われましたが、想像以上に円安方向に向かいました。ファンダで流れが作られた週に思えます。
安値101.2円、高値108.5円、終値108.03円
【今週の為替予想】
先週のような大きなボラが今週も続くのかと考えると、今週も先週ほどではないにしろ4円ぐらいの値幅で動くかもしれません。
今週はFOMC政策金利の発表があります。利下げ方向なので円高の材料にになりそうです。
またオリンピックの中止・延期について本格的に話題になってきそうです。世界各国が緊急事態宣言をする中で7月のオリンピックが安全に開催されるとは思えません。日本だけが感染が収まったとしても、他の国が収拾出来ていない可能性があります。中止・延期になれば、日本経済の懸念が起こり、為替に影響するのではないでしょうか。
ただ、コロナウイルスによるファンダメンタルの情報で為替が変動することから、今週も迷走するような週になるかもしれません。
目線:下落トレンド
高値:109.2円、安値:98円
ドル円 – 日足
黒枠のボックス(109.2から98.8円)での動きを予想しています。
先週は101円台から一気に上昇し、さらに上昇が続くとも考えられず109.2円までとし、またFOMCの発表があることから、先週のボラを考慮し、下値は98.8円までと考えています。
ドル円 – 4時間足
重要なラインとして、109.2, 108.5, 107.7, 106.05, 104.5、103.05、101.2円付近を見ています。
先週の終わりがエリオット波動の3波ならば109.2円は付けそうです(赤線)。
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