2023年夏の甲子園決勝は慶応義塾対仙台育英となり、慶応義塾が優勝いたしました。
慶応義塾のエンジョイベイスボールが甲子園を制したというような終わり方になるのかと思っていましたが、話題は慶應義塾の応援の凄さに。
映像を見ると、甲子園が唸るような応援でした。
スタンドのほとんどが慶應義塾の応援で埋め尽くされているようでした。
あまりの応援の圧に、仙台育英が圧倒され、本来の力が出せなかったようにさえ感じました。
また、問題となった、声援の大きさに守備の声の掛け合いが聞こえず、球を獲ろうとした選手同士がぶつかるというアクシデントもありました。
味方の選手を応援することで相手選手に圧をかけることに繋がったというのが、高校野球では起こって欲しくなかった所です。
そんな中、仙台育英の選手のインタビューが心に沁みました。
慶応の方が現地の応援は多いけど、東北の皆さんも仙台育英を応援してくれてると思うので、”東北の皆さんvs慶應義塾の応援”ということで、自分達も現地でしっかり声を出していきたいと思います。
Xポストより
「慶応の方が現地の応援は多いけど、東北の皆さんも仙台育英を応援してくれてると思うので、"東北の皆さんvs慶應義塾の応援"ということで、自分達も現地でしっかり声を出していきたいと思います」
— F (@_F_8_9_) August 23, 2023
最初から仙台育英応援してたけど完全に心掴まれました。はい。 pic.twitter.com/2DP4jWHoBs
周りの大人よりも、選手の方がはるかに大人だなと思いました。
この応援によって、慶應義塾の優勝が少しイメージが悪くなったところもありますが、慶應義塾の選手は優勝を掴んだという事実には変わりがないので、おめでとうと言いたい。
また、仙台育英の選手にはこれからも頑張って欲しいと思います。