宇多田ヒカル「BADモード」。
リリースされて時間が経ちましたが、レビューしたいと思います。
BADモード
アルバムタイトル曲「BADモード」。
英語と日本語を混ぜ話合わせるタイトルって初じゃないかな?面白いですね。
初めてMVを観た時は椎名林檎さん?って思ってしまいました^^;。
ミディアムテンポな独特のノリ。こういうのって邦楽であるんだろうか?
歌詞の『Hope, I don’t fuck it up』っていう所が、『このワード使って大丈夫?』と不安になりました^^;。
絶不調な(BADモードな)彼?を励ます歌詞だから、明るく元気になる曲です。
君に夢中
TBS 系金曜ドラマ「最愛」主題歌。
君に夢中という言葉を英訳すると、Addicted to you になり、2001年にリリースされたシングルを思い出してしまいますが、曲調は全く違ってバラード。
こんなに聴かせる曲を届けてくれるんだと、うれしくて感動してしまいました。
年齢を重ねる度に、歌に感情を入れるのが上手くなっているような気がする。
こんに感動する曲なのですが、 「ここが地獄でも天国」 という歌詞が、どうしても「ここが地獄でも屁こく~~」と聴こえてしまう空耳アワーがありました^^;。ファンのみなさま、すみません。
One Last Kiss
映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』テーマソング。
エヴァンゲリオンの最後の映画のテーマソングというとてつもない大役だと思うのですが、Beautiful World、桜流しを超える曲に仕上がっています。
宇多田ヒカルの曲の中で、また新たな神曲が出来た気がします。
この曲以外、 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 のテーマソングは許されないという程の曲だと思いました。
どこをどう切り取ってもエヴァンゲリオンという曲。
切なさと美しさと軽やかさが混ざった曲。
最初にMVがリリースされた時は、飽きるまでひたすら聴きました。それほど中毒になるようなメロディー。本当に神曲です。
PINK BLOOD
アニメ「不滅のあなたへ」主題歌。
新曲が聴けるということで、「不滅のあなたへ」を観ました。
最初はよくわからなかったけど、観ていくにつれ、没頭してしまう、不思議で。感動盛りだくさん、何度も泣いてしまうアニメ。
アニメもそうなのですが、最初はこの曲の良さはわかりませんでしたが、徐々に、アニメの内容と曲がシンクしていって、”うわ~いい曲”ってなりました。
するめのような曲です。
Time
日本テレビ系日曜ドラマ「美食探偵 明智五郎」主題歌。
おそらく、ロックダウン中に発表された最初の曲ではないでしょうか。
Time will tellを思い出すようなMVでした。
この曲を聴くと、はやりミラクルひかるが頭に出てくるww。
気分じゃないの (Not In The Mood)
ポエムのような曲調とピアノがキレイに流れる曲。
耳を立てて聴くような曲ではなく、バックグラウンドのような曲。
長い曲ですが、全く飽きることがなく、心地よく聴ける。
曲の最後のほうに、息子さんが歌っているというのが新鮮ですね。
誰にも言わない
サントリー天然水CM ソング。
この曲のどこがいいのだろうか?と問われると、困っちゃうような曲です。
宇多田ヒカルの歌声が混ざり合って、心地よく聴こえるんですよね。
Find Love
「brand SHISEIDO」グローバル・キャンペーン「POWER IS YOU」キャンペーン・ソング。
このアルバム唯一の全編英語の曲ですね。
Utada名義の英語の曲が最近はほとんど無いことから、全編英語詞というのは、嬉しい方もいるのではないでしょうか。
最初に聴いたときは、キャッチーでかっこいい曲だなと思いました。
普通に海外で流れていそうな曲なので、アメリカで流したらどういう反響になるんでしょうか。
Face My Fears
「KINGDOM HEARTS III」オープニングテーマソングです。
Skrillexとのコラボ曲になりますが、宇多田ヒカルのみで作品化してほしかったなあと思いました。
海外の有名な方とコラボすることで、宇多田ヒカルの海外の知名度を上げるというのが目的なのか?
宇多田ヒカルのファンとしては、そんな必要ないと思うんですよね。
そういう訳で、曲に関しては、テクノ要素が無ければ最高だったかな~と思っています。
Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー
全編英語のような曲ですが、日本語も混ざっています。
ロンドン在住だから、フランスに行くこともあるんでしょうか。ただ、マルセイユはフランスの南部なので、ロンドンからかなり遠い場所にあります^^;。
アルバムの曲という感じで、インパクトのある曲ではありませんが、12分と長いにも関わらず、ゆったりと聴いてしまいます。休憩できる曲というのでしょうか。
まとめ
いつも、ファンが望む以上の作品となってくるのがうれしい所です。
今はCDの販売数が少なくなっていますが、2022年のトップ10には必ず入るアルバムだと思います。
みなさんはどの曲が好きですか?
私は『気分じゃないの』が一番好きです。
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