Red Swanのレビュー②

音楽

以前も、YOSHIKI featuring Hyde『Red Swan』のレビューをしましたが、もう一度したくなったのでレビューします。

かなり辛口なので、『Red Swan』の曲が好きな人は読むのは避けて下さい。

タイトルがワンパーン

ファンなら知っていると思いますが、Violet UKには『Red Christmas』と曲があります。クリスマスという白のイメージと反対の色の赤とを組み合わせたタイトルです。今回のRed Swanも白鳥という白のイメージと反対の色の赤との組み合わせたタイトル。ちょっとワンパターンなタイトルだったので、タイトルに関しては、かっこいいとかワクワクするという気持ちはありませんでした。

タイトルをみたときは、元はViolet UKの楽曲だったのかと想像しちゃいました。ただ、曲は、日本のアニソンだったので、Violet UKの曲とは違うかもしれません。

Red SwanがXのアルバムに収録?

YOSHIKIさんが以前、”Red Swanが入らなければXのアルバムは完成している”と発言していたと記憶しています。

この発言を聞いて、Red Swanは不要!!って思っちゃいましたよ。今までリリースされた楽曲の中でも、あまりにもオーソドックスな日本の曲で、世界リリースを考えているアルバムの収録曲にはふさわしくなさすぎると思いました。

Red Swan以外はすべて完成しているのであれば、Red Swanは没にするべき曲じゃないだろうかと思う程の普通の曲。Red Swanなんて入れるぐらいなら、HideさんがXに書いた未発表曲でもリリースしてくれればと思う程です。あまりにも普通な日本のアニソンがアルバムリリースのカギとなっているとは信じられませんでした。YOSHIKIさんの曲は大好きですが、例えToshlさんが歌ったとしても、私の『Red Swan』は低評価です。

曲の良さがわからない

YOSHIKIさんがRed Swanのイントロをピアノで弾くときに、”どうだ、いい曲だろう”っていうような自信にあふれた素振りで弾いているのを見て、”そんなにいいのか?”と自問したことがあります。

シンプルなメロディーだけど、心に響くでしょ“と言いたいんだと思いますが、私の感想としては、”正直、う~~~ん、そんなにいいか?“、普通です。

例えば、ART OF LIFEの中盤のピアノは、ファン以外にとっては退屈に聴こえるものですが、私はあれが凄く好きなんですよね。シンプルだけど、殺気と狂気に満ちているというか。ただ、Red Swanのオープンリングには全く感動しません。悪くはないけれど、普通の曲ですよね。

英語の語りが嫌

Red Swanの好きじゃない点の一つとして、中盤にあるYOSHIKIさんの英語の語り

これは無い方がいいなと逆に思いました。

YOSHIKIさんは自分の曲に、英語の語りを入れたがるというのは、長年ファンをやっているとわかるのですが、いくらファンでも、何でもかんでも入れて欲しくないというのがあります。Hydeさんの声だけで十分なような。同じように思ったのが、楽天のファッションショーで、Violet UKの新曲のインストだけの曲。そこにもYOSHIKIさんの英語の語りが入っています。あれが無い方が好きです。折角、いい感じで曲が流れて来るのに、途中でぼそぼそと英語で声が入ってるのがくどいて嫌になりました。また、英語の発音も微妙でした。自身の英語には十分妥協しているな気がする、、、。

進撃の巨人

『進撃の巨人』アニメ主題歌が、じつは世界で「ものすごいこと」になっていた…!という現代ビジネスの記事です。

進撃の巨人は世界中で人気のあるアニメです。なので、主題歌に起用されれば、世界に名を知らしめることが出来ます。

YOSHIKIさんが『(主題歌を)絶対にやりたかった』というのは、そういうことが理由でしょう。

ただ、この現代ビジネスの記事の主題歌は『Red Swan』ではなく、Simの『Rumbling』という曲です。

残念ながら、Red Swanは進撃の巨人の世界中の視聴者には人気が出なかったということです。それだけでなく、進撃のファンには一番酷評だった主題歌であったというのが事実なのです。

進撃の巨人のRed Swan以外の主題歌は、アニメと化学反応をさせるぐらいの神曲ばかりでした。アニメをすべて観て、Red Swanを聴くと、本当にアニメを観ていたのかと疑問になってしまいます。こんな爽やかな曲じゃダメでしょって。

何にせよ、Red Swanは世界ではヒットしなかったということです。

名曲への期待

頻繁に曲のリリースされないことは、私個人としては問題ないです。ただ、もっといい曲が聴きたいというところが本音です。数年待って出てきたのが、この程度?って思うような作品が多い。imitation rain もイマイチだった。妥協して欲しい曲がリリースされている気がする。松田聖子さんの『薔薇のように咲いて、桜のように散って』は名曲だった。あれぐらいの名曲を聴きたいです。

よく考えてみると、バラードは良曲で、アップテンポのものはイマイチなのが多いってことなのかな。

辛口のレビューになりましたが、忖度の無い、正直なレビューです。

 

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