平成の歌姫が新曲リリース――浜崎あゆみと宇多田ヒカルの新曲に想うこと

音楽

最近の音楽シーンを見渡すと、ソロアーティストの活躍が少なくなり、グループやアイドルユニットがメインになってきた印象があります。ランキング上位を賑わすのも、SNSでバズるのも、複数人のグループが中心。もちろんそれはそれで今の時代を映したものであり、素晴らしい楽曲もたくさんあります。

でも、やっぱり私たち平成世代にとって、音楽の中心にいたのは浜崎あゆみ宇多田ヒカルでした。彼女たちが音楽番組で新曲を披露し、CDショップに行列ができ、街の至るところで彼女たちの歌が流れていたあの頃。そんな2人が、同時期に新曲をリリースするなんて、思わず胸が熱くなります。

浜崎あゆみの『mimosaと宇多田ヒカルのmine or yours』。どちらも、今の音楽トレンドに寄せるのではなく、それぞれがこれまで培ってきた音楽性をしっかりと感じられる作品になっていて、聴いていてとても安心しました。昔からのファンだからこそ、こうして今も変わらず自分の音楽を貫いてくれる2人の存在は、本当にありがたいし、心強い。

正直、今の音楽シーンは昔と比べて随分と変わりました。配信が当たり前になり、音楽の聴き方も、流行の移り変わりもものすごく早い。だけど、彼女たちの音楽を聴くと、その頃の記憶が一瞬で蘇ってきて、「あぁ、自分の青春はこの音楽と一緒だったんだな」って改めて思わされるんです。

しかもすごいのは、彼女たちの過去の楽曲が今の若い世代にも聴かれ、カバーされ、時にはTikTokやSNSで再び注目されたりしていること。本物の音楽は、時代を超えて愛されるんだと実感させられます。

これからも「売れるための曲」ではなく、2人が心から奏でたい音楽を作り続けてほしいし、私たちもそんな彼女たちの音楽をずっと楽しみに待っていたい。平成の音楽シーンを彩った2人が、今も変わらず第一線で輝いていることが、何よりうれしいし、励みにもなります。

やっぱり、本物はいつの時代も色褪せない。

そして、私たちもそんな音楽に出会いながら、これからもずっと音楽を楽しんでいきましょう。

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