Toshlのソロニューアルバム『IM A SINGER VOL. 2』が発売されました。
みなさんは聴かれましたか?どの曲もToshlですねww。いい感じに仕上がっています。では、早速レビューをしていきたいと思います。
収録曲
- 残酷な天使のテーゼ
- 粉雪
- 乾杯
- メモリー
- ボヘミアン・ラプソディ
- OH MY LITTLE GIRL
- 真夏の夜の夢
- 雪の華
- Story
- なごり雪
- マスカレイド [Fantasy on Ice Ver.]
- CRYSTAL MEMORIES [Fantasy on Ice Ver.]
渋い曲で、癖のある曲が多いですね。各アーティストの超代表曲ばかりで、X JAPANの曲とは全くかけ離れています。長渕剛の『乾杯』、尾崎豊の『OH MY LITTLE GIRL』は日本を代表する曲です。この2曲をレビューしたいと思います。
レビュー『乾杯』- 長渕剛の名曲
この曲は1980年9月5日にリリースされた長渕剛の曲です。およそ40年前の曲です。かなり昔の曲ですが、長年に渡って歌い継がれてきているので、知っている方も多いのではないでしょうか。長渕剛の歌声の渋い歌声が、Toshlのクリスタルボイスになってどのように生まれ変わるのか。
すごく高貴に仕上がっています。長渕剛の曲だと、血みどろの中で生きてきているような毒の感じ(いい意味で)を受けるのですが、Toshlの曲だと、爽やかな現在の雰囲気になっています。Toshl自身の中身が爽やかなんで、それが出てきているのでしょうね。渋さはないのですが、非常に切なさが感じます。全く個人的な意見ですが、X JAPANのベーシストのTaijiのことを思って歌っているように聴こえるんです。それをなんとなく考えて聴くと、涙が出てきてしまうんですよね。オリジナルはもちろん最高に素晴らしい曲ですが、Toshlバージョンも全く別物としてはすごくいいなと思いました。
レビュー『OH MY LITTLE GIRL』- 尾崎豊の名曲
Toshlが尾崎豊の曲をカバーするの?って最初は戸惑いました。何故か?尾崎豊というシンガーのカリスマ性は、亡くなった今も生き続け、さらにファンが増えていっている。知るのが怖いぐらいの、カリスマ性のあるシンガーなのです。そんな方の曲をToshlが歌うということは、カリスマバンドのXがカリスマシンガーの尾崎豊とコラボしてしまうということで、、うわーーとってなってしまった訳なのです。本当に尾崎豊という人は、凄いシンガーなのです(何度もすみません)。存命している時にファンにならなくてよかったと思ってしまいます。それほど、尾崎豊というシンガーは、ファンの心が持って行ってしまうんですよね。もし亡くなった時に、ファンでいたら、絶望だったろうなと思います。
話は逸れましたが、そんな尾崎豊の代表曲『OH MY LITTLE GIRL』はどのように仕上がったのか。もちろん、オリジナルの方がいいです。尾崎豊が歌う『OH MY LITTLE GIRL』に勝てるシンガーは居ません。ただ、Toshlの歌う『OH MY LITTLE GIRL』は、優しいですよね。心地いいというか。尾崎豊は魂を持って行かれるのですが、Toshlは優しく包んでくれるようなToshlの味を出しています。こういう『OH MY LITTLE GIRL』もありだなと思いました。
全体的なレビュー
すごく優しさが出ているように仕上がっているという印象です。Toshlさん自身、すごく歌を楽しんでいるように聴こえます。Toshlさんはフォークソングが好きというのはファンの方なら、ご存知だと思います。自分の好きな曲が歌えているという気持ちがこちらにも伝わってきます。
ファンとしてはカバーもいいですが、オリジナル曲も聴きたい心理があり、それを踏まえてか、『マスカレイド』、『CRYSTAL MEMORIES』が収録されています。
Toshlさんの歌声が聴く機会がX JAPANとしては少ないですが、ソロとしてこうして聴くことが出来るのは、ファンとしてもうれしい限りですよね。
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