SEABINは海に浮かんでいるゴミを回収するゴミ箱です。
上記の写真はSEABIN GROUPのHPから。
SEABINのいいところの一つに、魚などは入らないような仕組みになっているそうです。
全世界に719個のこのゴミ箱が設置されており、およそ115トンのゴミをいままに回収しているとのことです(2019年6月3日時点)。プラスチックゴミは軽いので、体積には相当量のだと想像されます。
設置数が多ければ、さらに回収量が増えるわけですね。どれだけのゴミが海に流れ出ているのでしょうか。想像以上ですね。
先週末(2019年6月1日、2日)に開催された横浜開港祭で、このゴミ箱の紹介がされました。
Twitterでは実際に回収されたゴミの中で、プラスチックゴミの回収画像が掲載されています。こういう細かいものまで回収できるのですね。
横浜開港祭6/1-6/2にてSeabin展示および海上実演。
— 平泉洋行 (@HeisenYoko) 2019年6月2日
マイクロプラスチックも回収。https://t.co/Zvnq8UwDzv#プラスチック#Seabin#海洋汚染#マイクロプラスチック pic.twitter.com/zP0X5KMmZj
SEABINは、人によるゴミの収集やゴミ捨てを徹底しても海に流れてしまうゴミを回収する最終的な手段になります。
SEABIN PROJECTの最終的な目標は、SEABINが無くなることとか^^;。無くなるには、完全な地上から出たゴミの流出を防ぐこと、もしくは、海の中で分解できる素材の物を使うようになることしかありません。色々な技術が発展していますが、この分野(化学、生物)の技術が発展していかないといけませんね。
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