【今週のドル円分析】
金曜日の雇用統計までレンジ相場が続きましたが、雇用統計前にトランプ大統領夫妻のコロナ感染報道で70pips下げと予想外の出来事がありました。
レンジ形成された原因の一つとして、水曜日に行われたトランプ大統領とバイデン前副大統領の討論会がありました。討論会後もレンジが続いたことから、大統領選が均衡していると見えます。
今週の理想のエントリーは緑線(青丸ショート、赤丸ロング)になります。雇用統計前での様子見という事でレンジと考えたら、うまく取れていたかもしれません。
【来週の為替予想】
1.トランプ大統領がコロナ感染。大統領選のキャンペーン活動に参加出来ない状態ならば、バイデン候補が有利で、ドル安円高に向かうかもしれません。
2.大統領選前にワクチン実現という報道のシナリオがあるかもしれません。11月とも言われていますが、この報道があれば、相場が大変動します。
3.重要な指標で貿易収支(火)、連銀総裁、MBA(水)、FOMC、連銀総裁(木)があります。その中でも木曜日のFOMC、連銀総裁について注視しています。
4.テクニカル的には、日足の下降チャネルの上限で抑えられています。エントリー、決済の意識されるチャネルかもしれません。
以上を考えると、下目線のレンジ。但し、トランプ大統領の体調次第で大きく変わりそうです。回復のきっかけがワクチンであればなおさらです。
高値:106.45円、安値:104.35円
ドル円 – 日足
黒枠のボックス(106.4から104.35円)での動きを予想しています。
赤線105.8円を抜けるのかがポイントになるかと思います。
また、紫色の下降チャネル上限で抑えられているので、この下降チャネルが継続されれば、大きく下げること可能性があります。ただ、大統領選が均衡している為、優位性が見えない限り、レンジ(大きな変動はない)は続くのではないでしょうか。
重要なラインとして、106.15, 106, 105.8, 105.4, 104.9円付近を見ています。
Youtube動画
今週の収支はYoutubeの方に掲載しています。
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