【第54回PYTHON講座】セルの日付から曜日を判別する

PYTHON

みなさん、こんにちは。
今回は表計算ファイルのセルに記入された日付から曜日を判別する方法を紹介します。

表計算ファイルの日時

表計算ファイルに記載されている日時があります。ここから曜日を判別してみます。

A列の1行目から日時を記入していきます。

もちろん表計算ソフトは Libreoffice Calc の ods ファイルです。

ソースコード

では、コードの紹介をしていきます。

import pandas as pd

file_a = "C:/Labo/test-weekday.ods"

df = pd.read_excel(file_a, engine="odf", header=None)

print(df.iat[0, 0].weekday())

表計算ファイルを読み込むので、pandasを使用します。

file_a は、実際に読み込む表計算ファイルです。絶対パスを含めて定義して下さい。

pd.read_excelでファイルを読み込みます。odsファイルなので、engine=”odf”を付けて下さい。ライブラリの宣言では不要ですが、odfpyというライブラリが必要になります。もしインストールされていない方は、下記のコマンドを実行してインストールして下さい。

pip install odfpy

エクセルファイルの場合は、engine=”odf” が不要になります。

print(df.iat[行, 列].weekday())の関数で曜日を出力します。[0,0]というのはA列の1行目になります。ファイルを作成しているのが2022年になるので、2022年5月25日の曜日が出力されます。

出力された曜日は2になります。月曜日は0,日曜日は6となるので、2というのは水曜日になります。

2

日本語で曜日出力

日本語で曜日出力したい場合は、日本語の曜日のリストを事前に定義しておけば出来ます。

import pandas as pd

file_a = "C:/Labo/test-weekday.ods"

weekday = ["月", "火", "水", "木", "金", "土", "日"]

df = pd.read_excel(file_a, engine="odf", header=None)
print(df.iat[0, 0].weekday())

print(weekday[df.iat[0, 0].weekday()])

出力結果は下記になります。

英語も同様にすればいいですよね。

まとめ

いかだったでしょうか。

曜日を別に追記したい場合などに利用できると思いますので、是非試してみて下さいね。

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