PYTHONでプログラムを作っていきます。
作成するプログラムは生年月日を入れて年齢と星座を表示します。
では、作ってみましょう。
生年月日を入力する
プログラムを起動し、情報を入力するにはInput関数を使用します。
重要な事は、Input関数で入力されたものは文字列として判断されます。その為、数字で入力しても文字として判断されます。
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birthyear = input("生まれた西暦を入力して下さい(例:1999)>> ") birthmonth = input("生まれた月を入力して下さい(例:12) >> ") birthday = input("生まれた日を入力して下さい(例:1)") |
プログラムは下記の通りになります。birthyear、birthmonth、birthdayにそれぞれ数値が入力されます。
年齢を計算する
年齢を知るためには、本日の日付を知る必要があります。Pythonには日付を知る為のライブラリ『datetime』が用意されているので使いましょう。
ライブラリの使用方法
ライブラリを使用するためには、必ず、プログラムの頭に下記の通り記入して下さい。
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# import 『ライブラリ名』 import datetime |
本日の日付を入れる変数を『todaydt』にします。下記の通り、printで出力すると、todaydt.yearに本日の西暦、todaydt.monthに本日の月、todaydt.dayに本日の日が出力されます。
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todaydt = datetime.datetime.now() #todaydtに本日の日付を入力 print(todaydt.year) print(todaydt.month) print(todaydt.day) |
文字列を数字に変換する
年齢の変数をage01とします。年齢を計算する時は、本日の日付から生年月日を引きます。
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age01 = todaydt.year - birthyear #エラーになる |
先述したように、生年月日を入力した際、プログラム側では文字列で認識される為、上記のように書くとエラーが出てしまいます。birthyearが文字列なので、整数に変更しましょう。
文字列を整数値にするにはint(文字列)でくくってあげます。
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age01 = todaydt.year - int(birthyear) |
年齢を出力
出来上がったプログラムは下記の通りになります。
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import datetime todaydt = datetime.datetime.now() #todaydtに本日の日付を入力 name = input("名前を入力して下さい >> ") birthyear = input("生まれた西暦を入力して下さい(例:1999)>> ") birthmonth = input("生まれた月を入力して下さい(例:12) >> ") birthday = input("生まれた日を入力して下さい(例:1)") age01 = todaydt.year - int(birthyear) print(f"{name}さんの年齢は{age01}歳です") |
最後の出力はprintでしていますが、ダブルクオーテーションの前に『f』を付ける事で、ダブルクォーテーション内に『{}』で変数を囲えば、簡単に結果を出力することが出来ます。便利ですよね。
次回
次回は生年月日から星座を表示させるプログラムを加えます。
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