倍数で音量を上げる
ffmpeg input.mp4 -af volume=2 output.mp4
音量を2倍にするコマンドです。input.mp4は入力するファイル、output.mp4は出力するファイル。下げる場合は、0.5などにして下さい。
音量を2倍にしても音声は割れません。
dB(デシベル)で音量を上げる
ffmpeg input.mp4 -af volume=2dB output.mp4
音量を2dB上げるコマンドです。-2dBとすれば、音量を下げることも出来ます。
倍数とdB(デシベル)の関係性は、下記の式で表されます。
Aがデシベル数値、Bが倍数が入ります。
上記の計算は暗算ではできないので、下の計算ツールで確認して下さい。
デシベルを計算 | ||
---|---|---|
倍数を入力 | ||
デシベル | dB |
倍数とデシベル
倍数 | dB(デシベル) |
---|---|
1 | 0 |
10 | 20 |
100 | 40 |
1000 | 60 |
一番楽な方法 ffmpeg-normalize
ffmpegとは違う実行ファイルで『ffmpeg-normalize』を使うという方法があります。
プログラム言語『PYTHON』をインストールしているパソコンであれば、ffmpeg-normalize をインストールすることが出来ます。
ffmpeg-normalize input.mp4 output.mp4
音量を上げるという訳ではなく、規格内の音量に調整します。音量で差異が出るようであれば、ffmpeg-normalizeで音量をすれば統一することが出来るので、おススメです。
ffmpeg-normalizeに関して、詳しくはこちらを参照にして下さい。
おわりに
音量を上げる時は、上げ過ぎると音が割れてしまう場合があるので、注意して下さい。
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