無印良品から『コオロギせんべい』が販売されることになりました。
| 無印良品
将来の人口増加による食糧不足懸念や温室効果ガスの排出が少ないことから昆虫食が注目されています。その対策として、無印良品が徳島大学と連携し、コオロギ粉末入りのせんべいが開発されました。
コオロギに含まれているたんぱく質は鶏、豚、牛の同じ重さと比較しておよそ3倍あります。また、コオロギを育てる為の餌や水も他の家畜に比べて大幅に少なくて済みます。
コオロギを育てる環境は牛や豚のような広い場所が要らず、室内で育てる事ができるので天候を気にすることはありません。昆虫なので成長する速度が速く、また、雑食であることが利点とされています。注目したいのは、雑食である点です。無印良品のHPで『食糧廃棄の問題にも貢献する可能性』と書かれています。店頭で売れ残り廃棄処理になる食料がコオロギの餌になることになれば、廃棄食糧を無駄にすることは無くなり、人の食生活の循環で無駄が無くなるようになります。
2020年5月20日から無印良品のネットストアで購入が出来るようになります。
https://www.muji.com/jp/ja/store
無印良品は衣服、生活雑貨、食品という幅広い品ぞろえからなる品質の良い商品として、1980年に生まれました。現在、全世界で700店舗を超え、商品アイテムは、約7,000品目を扱っています。
昆虫ではありませんが、単細胞生物のミドリムシのように浸透してくれば、ネット販売だけではなく、店頭でも販売されるようになってくるのではないでしょうか。今回はせんべいですが、他の応用した食品もでてくるのではないでしょうか。そして、コオロギ以外の昆虫も出てくるかもしれません。肉類より栄養価が高く、地球環境に優しい昆虫食が広まって欲しいですね。
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