【今週のドル円分析】
週前半は先週の続きで107.76円まで上昇し、その後、調整の為、下落しました。13日のトランプ発言①(マイナス金利導入)で106.76円まで下落しましたが、14日のトランプ発言②(強いドル)で再び107円台に戻しましたが、再び106円台まで下落し、15日のミシガン指数で結果が予想よりもよかったことで107円台を戻しました。
トランプ発言により右往左往するような週でしたが、107円の上値の重さ、106円の下値の堅さが目立った週でした。週末に指標があったことで、収束した動きで終わってます。
安値106.76円、高値107.76円、終値107.145円
【来週の為替予想】
注目する指標として、19日23時パウエル議長挨拶、21日3時FOMC議事録公表、21時30分から指標多数があります。パウエル議長とFOMCは、今週パウエル発言があったので、あまり動かないと思っています。但し、21日21時30分から指標が多数続き、予想もプラス・マイナスの両方の要因があり、大きな変動を予想をしています。
欧米のロックダウンの解除の向きに動いており、障害となる報道が無ければ、ドル買いが進んでいくと見ています。
テクニカル的には4月から続いていた4時間足の下降チャネルを抜けましたが、新しい下降チャンネルと上昇チャンネルの中の三角持ち合いになっています。ただ、下降チャンネルが続いてきたので、上昇に抜ける可能性の方が高いと見ています。
セルインメイを考慮すると、来週上がって、再来週に下げて成立させるシナリオになるのではと考えています。まずは、三角持ち合いの抜けを追いたいです。
目線:三角持ち合い抜けで判断(若干上)
高値:108.6円、安値:106円
ドル円 – 4時間足
黒枠のボックス(108.6から106円)での動きを予想しています。
黒線の三角持ち合いを抜けて、新しいチャンネルを形成していくかを確認してトレンドフォローをしていこうと考えています。また、トレンド形成されないレンジ相場になる可能性も捨てずに目線を切り替えていきたいです。
重要なラインとして、 107.7, 107.4, 106.7, 106.4円付近を見ています。
(実際にご自身のチャートで線を引いて確かめて頂ければと思います。)
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