【今週のドル円分析】
火曜日の中国の米国大豆購入の報道、金曜日の雇用統計結果良で、247pipsの上げになりました。
5月からジリ上げが始まっていましたが、今週で噴火した形です。4月の高値(109.38円)を抜いて、2019年下旬のもみ合いの価格帯で終わっています。
先週の高値(107.94円)を抜いた時点(A)でロング目線の切替、108.45付近のサポートでのエントリーが良かったのではないかと思います。また、チャネルのレジサポでもエントリーチャンスがあったように見えます。
2020年6月1日~6月5日 ドル円1時間足
【来週の為替予想】
木曜日（午前3時）FOMCの金利政策発表、（午後9時30）失業者保険件数があります。
今週の経済指標が良かったことからも世界経済が徐々に元に戻ってくるという期待感が出て生きています。米ではデモが発生し、ソーシャルディスタンスは過去の話のような雰囲気さえ出ています。ただ、確固たるワクチンが出てきていないので、第2波が来ると、さらなる経済ダメージを引き起こすかもしれません。
テクニカルでは、先週の上昇のチャネルをさらに上抜けました。日足でみると、エリオット波動の3波の終了、逆三尊の形成がされているように見えます。また少し先には2019年のレジスタンス110.1円が控えています。
今週、押し目調整が見られなかったことから、上記を踏まえ、上昇の中での一旦の下落と考えています。
高値：110.1円、安値：107.9円
ドル円 – 日足
黒枠のボックス(110.1から107.9円）での動きを予想しています。
オレンジ色による逆三尊上昇の下げ、緑色のエリオット波動の第4波と考えると、来週は調整の下げを作ってくるように見えます。
黒線109.15円を抜けると下降、黒線110.1円を抜けてくると上昇と見ています。
重要なラインとして、109.4, 109.15, 108.85円付近を見ています。
2020年6月8日~6月12日 ドル円予想 日足
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