2022年4月17日にアメリカの音楽フェスで、88risingのゲスト出演としてHikki(宇多田ヒカル)が出演しました。
う~~ん、さすが日本の絶対的歌姫。
もう、姫というか女王というべきかもしれませんね。
音響がイマイチなところがあり、ベストなコンディションというわけではなかったですが、十分に楽しませてくれた。未公開の新曲「T」の披露があったりと、ファンとしては最高な日になったのではないでしょうか。また、Hikkiを誘ってくれた88risingにありがとうと言いたい。
そういえば、4年前にX JAPANもコーチェラに出演しましたね。
2018年4月14日、4月21日。
個人的には、Hikkiと逆の感想でした。
はっきり言うと、最悪です。
当時の報道では圧巻のパフォーマンスなど絶賛記事が多かったですが、つまらなかった。ただ、コーチェラで演奏しているだけって感じで、バンドとしての一体感が無かった。
X-Hiroshimaが演奏した方が盛り上がったんじゃないかと思う程。
一番、最悪だったのは、YOSHIKIさんとマンソンのコラボ。
コーチェラはX JAPANのアメリカでのお披露目の一環なのに、最後の締めくくり(4月21日2週目のライブ)がYOSHIKIとマンソン。
披露された曲はマンソンの曲。なんていう曲か名前忘れた^^;。
いやーーマジで最悪。Xファンとしては、コーチェラに出演している貴重な時間、それも最後の締めで、なぜマンソンとYOSHIKIさんのコラボに時間を費やすのかという絶望的な気分でした。
コーチェラがYOSHIKIさんとマンソンの出演のみというなら、それはそれでいいのですが、X JAPANのコーチェラで、最後の最後に、YOSHIKIさんとマンソンの演奏って、X JAPANファンとしては受け入れられないでしょう。
X JAPANはYOSHIKIさんとマンソンの前座かよって。
東京ドームのコンサートでYOSHIKIMONOのファッションショーやVIOLETUKのライブをみせられたのより最悪でした。会場に集まっている人たちはXのライブを観に来ているので、二人のコラボなんてどうでもいいんですよ。
それに、Xのメンバー以外に、リチャード・フォータスやウェス・ボーランドが出てていたけど、こういう人たちを出す必要があったのだろうか。Sugizoのビザの問題でギターの助っ人を依頼したかもしれないけど、Sugizoのビザの問題が解消されて出演できてるんだから、あえて出演させる必要ないです。
この時ほど、X JAPANがYOSHIKIさんのソロ活動の一環に過ぎないと感じたことはないです。
このライブでもう一つうんざりすることがありました。Xが復活するまでのライブではあまりなかった、YOSHIKIさんのマイクパフォーマンス。復活してから、やたらしゃべりたがるのは止めて欲しい。しゃべらないYOSHIKIさんがよかったのに、マイクはToshlさんに任せるべきだといつも思う。そして雄叫び。コンサート後に、声が枯れ枯れの状態を披露させたいという意図が見えるんですよね。
Hikkiのコーチェラを観て、本当に素晴らしかった分、どうしてXのライブはあれほど最悪だったのかと悲しくなるばかりです。どうせなら出演しなきゃよかったのに。ファンが喜ぶことをしてくれない、YOSHIKIさんがしたいことをしているだけ。それがバンドメンバーがしたいことであればいいのですが、そうではないと感じられる。
また、Hikkiはコーチェラで未公開の新曲を披露しました。ファンにとっては最高じゃないでしょうか。コーチェラのリアルタイムで見た甲斐があったというものです。Xも、無名のアメリカで盛り上げるために新曲ぐらい演奏してもよかったのではないだろうか。魅力的な演出が構成できないのは、HIDEさんが居ないから仕方ないかもしれないですが、あまりにも酷ですね。
このコーチェラの後の、三か月後の2018年7月にRed Swanの件が出てくるわけですが、コーチェラからバンドの崩壊が始まっていたのかもしれません。
結局、X JAPANのコーチェラ出演って何だったのってことですが、以下のようなインタビューがあれば、使われるかなと想像していますww。
インタビュアー:YOSHIKIさん、宇多田ヒカルさんがコーチェラ出演されましたが、どうでしたか?
YOSHIKI:忙しくて観れなかったんですが、僕も昔、出演したことあるんですよね。マンソンとも共演しまして楽しかったです。ビヨンセのパフォーマンスを観に行きたかったのですが、僕たちと同じ時間帯だったので、観れなくて残念でした。
YOSHIKIさんのファンを長年していれば、コメントしそうな内容でしょ?いわゆるコーチェラ出演した実績作りの為の、コーチェラ出演というところでしょうか。マディソンスクエアガーデン、ウェンブリーアリーナ、カーネギーホールでの演奏実績のようなものではないでしょうか。
やはり、TAIJIさん、HIDEさんが居たころのXは最高でしたね。あの頃に帰りたい><。
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