現在、オーストラリアの森林火災が深刻である報道が連日報告されています。状況がブラジルのアマゾンの森林火災と違うようなので調べました。
火災の原因 – オーストラリアでは火災はよく起きている
ブラジルのアマゾンの森林火災の理由として、森林のエリアを商業エリアに変える為に、森林を燃やしてしまうということが主でしたが、オーストラリアの火災はそういった理由ではありません。
オーストラリアにとって、森林火災は目新しいものではありません。火災の原因は、夏の暑く、乾燥した気候です。ただ、今回の2019年9月から続いている火災が酷いくなったのは、気温が史上記録最高(41.9度)になり、干ばつが拡がり、強風が吹くことによって、それが熱風となり、火事を発生させる条件になってことが原因とされています。
リアルタイムの火災状況
オーストラリアで現在発生している森林火災状況は下記のホームページで確認することができます。
MyFireWatch
かなりの広範囲での火災が認められます。
被害は甚大 – 日本で人気のコアラにも影響
森林火災ということで、日本で大人気のコアラにも影響をしています。コアラは2.5万匹も死んでしまったそうです。また森林だけでなく、家屋も損傷してしまうことにもなっています。
BBC:豪山火事、年末年始も家屋200軒以上が焼失
まとめ
2019年はヨーロッパ各地で、史上記録最高の気温になりました。そして南半球のオーストラリアでも最高気温が更新されました。やはり気候変動、地球温暖化が影響している見て間違いないでしょう。
年々、温暖化になっていけば、オーストラリアの火災は、より頻繁に起こることになるでしょう。このまま、オーストラリアで干ばつで火災が続けば、砂漠になってしまうかもしれません。
地球温暖化を食い止める為には、二酸化炭素を発生する化石燃料に頼らない生活をしていかなければなりません。地中から掘り起こした化石燃料を燃やすことで、地上の二酸化炭素の量が増えていく一方です。
私たちに出来る事は、車の使用を控えたりすることではないでしょうか。二酸化炭素の発生を防ぐことができます。小さなことでも、気を付けていけば、温暖化を遅らせることができます。遠い国での出来事ですが、私たちの生活と繋がっています。オーストラリアの人たちの為にも、少しでも環境に優しく生活してみましょう。
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