【今週のドル円分析】
先週の今年の高値(109.36円)を更新し、109.84円を付けました（6週連続高値更新）。
週前半は長期金利の低下、住宅の指標低で、108.4円台まで下落しましたが、その後、長期金利が上昇、新規失業保険、GDP等の指標良、ショートのロスカットなどで109.8円台を付けることになりました。
意識される2020年6月5日の高値(109.84円）で頭打ちした形となっています。
2020年6月5日の高値 109.84円
今週の理想のエントリーは緑線（赤丸ロング、青丸ショート）になります。前半は先週の安値割れでショート目線になった方には難しい流れになったのではないでしょうか。
ドル円1時間足：2021年3月22日～3月27日
高値109.845円、安値108.406円、終値109.667円
先週より下落⇩（先週：高値109.363円、安値108.608円、終値108.902円）
【来週の為替予想】
１．月末のロンドンフィックス⇒ドル買いの要因。
２．3月31日にバイデン大統領の将来の経済の見通しの説明⇒ドル買いの要因。
３．多くの指標予想が良。月末ロンドンフィックスと同日のADPの指標予想が+550千人(前回+117千人と5倍近い)、金曜非農業+643千人(前回+379千人)⇒ドル買いの要因。
４．2020年6月5日の高値(109.84円）で頭打ち⇒109.84円を超えられないと円高方向、超えると大きくドル高方向。
５．109.4円から108.4円の100pips下落からの109.8円の150pips上昇⇒底堅い。
指標予想が良く、一部の予想は前回よりもかなり良いです。また月末のロンドンフィックスもあるので、来週も高値更新をしてくると見ています。109.8円を超えず下落する場合も、底堅いので、108円割れは無いと見ています。
目線：上目線もしくはレンジ
高値：110.7円、安値：108.4円
ドル円 – 日足
黒枠のボックス（110.7から108.4円）での動きを予想しています。
110.7円は2019年1月から5月に意識された価格帯になります。
まずは109.8円を超えるか、抑えられるかになりますが、指標予想、月末のロンドンフィックスを考えると、超えることが考えられます。しかし、想定外に大きく上昇した際は、大きな下落調整もあるので、気を付けたいところです。
重要なラインとして、110.3, 110.1, 109.4, 109.2, 108.9円付近を見ています。
2021年3月29日~4月3日 ドル円予想 日足
Youtube動画
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