【今週のドル円分析】
先週の今年の高値(109.84円)を更新し、110.965円を付けました（7週連続高値更新）。
週前半は長期金利の上昇、バイデン大統領のインフラ対策への期待などで急上昇しました。月末のロンフィクで111円を着けると思われましたが、その後の失業保険の指標などが悪かった為、レンジになりました。
111円を突破できなかったことで、売りの強さがみられますが、雇用統計の結果から米経済が回復に向かっていることもあり、下値は堅いようにみられます。
今週の理想のエントリーは緑線（赤丸ロング、青丸ショート）になります。意識されるレジスタンス109.8円でショートに入った人には辛かった週ではなかったでしょうか。
ドル円1時間足：2021年3月29日～4月3日
高値110.965円、安値109.374円、終値110.655円
先週より上昇⇧（先週：高値109.845円、安値108.406円、終値109.667円）
【来週の為替予想】
１．4月5日（月）はイースター。欧州は休日⇒欧州時間は動かない可能性あり。
２．雇用統計良⇒米経済の回復に進んでいる⇒ドル買いの要因。
３．米長期金利の上昇（2020年1月相当まで戻す）⇒ドル買いの要因。
４．指標予想は良の物が若干多い程度。製造業受注、貿易収支は低い⇒レンジ。
５．111円を突破できなかったが、大きな下落は見せなかった。⇒底堅い⇒111円を突破するとロスカットを含めた大きな上昇、突破できないと大きな下落。
米経済が回復に進んでいることや110.6円で終ったことから、依然底堅いように見られます。ただし、ここ2年の高値付近になってきていることから、大きな下落になる可能性もあるので、気を付けたいところです。
目線：上目線もしくはレンジ
高値：112.1円、安値：109.4円
ドル円 – 日足
黒枠のボックス（112.1から109.4円）での動きを予想しています。
やはり気になるところは111円を突破するかです。突破すれば、昨年の高値112.1円付近を目指してくるのではないでしょうか。一方、突破しなければ、調整なども含めて109.4円付近まで大きく落ちるかもしれません。
重要なラインとして、111.7, 111, 110.2, 109.8円付近を見ています。
2021年4月5日~4月10日 ドル円予想 日足
Youtube動画
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