【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
12/14(火) | 22:30 | 生産者物価指数[前月比] | +0.6% | +0.5% | +0.8% |
22:30 | 生産者物価指数[前年比] | +8.6% | +9.2% | +9.6% | |
12/15(水) | 21:00 | MBA住宅ローン申請指数[前週比] | +2.0% | -4.0% | |
22:30 | ニューヨーク連銀製造業景気指数 | +30.9 | +25.0 | +31.9 | |
22:30 | 小売売上高[前月比] | +1.8% | +0.8% | +0.3% | |
22:30 | 小売売上高[除自動車][前月比] | +1.8% | +0.9% | +0.3% | |
12/16(木) | 4:00 | FOMC政策金利[上限] | 0.25% | 0.25% | 0.25% |
4:00 | FOMC政策金利[下限] | 0.00% | 0.00% | 0.00% | |
4:30 | パウエル議長会見 | ** | ** | ** | |
22:30 | フィラデルフィア連銀景況指数 | +39.0 | +29.1 | +15.4 | |
22:30 | 住宅着工件数 | 150.2万件 | 156.7万件 | 167.9万件 | |
22:30 | 新規失業保険申請件数 | 18.8万件 | 20.0万件 | 20.6万件 | |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 199.9万人 | 194.3万人 | 184.5万人 | |
23:45 | 製造業PMI | 58.3 | 58.5 | 57.8 |
今週の振り返り
一時114円台に載せましたが、先週に引き続き113円台のレンジが続ました。
FOMC前からテーパリング加速、利上げ情報が予測されたことでジリ上げし、FOMCでは114.25円をつける上昇を見せました。しかし、上値が重く、全戻りになり、FOMCで方向性を出すには至りませんでした。
テーパリング終了は2022年3月、2022年の利上げは3回。3月には最初の利上げが予想されドル高が継続されると思われましたが、年末ポジション調整で大きな流れにならなかったのではないでしょうか。
意識されるレジスタンス113.8円でサポレジ転換しましたが、全戻りで再びレジスタンスになり、テクニカルで見るにはやりにくかったのではないでしょうか。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
12/21(火) | 0:00 | 景気先行指標総合指数[前月比] | +0.9% | +0.8% |
22:30 | 経常収支 | -1903億USD | -2054億USD | |
12/22(水) | 8:50 | 日銀金融政策決定会合議事要旨 | ** | ** |
22:30 | GDP[前期比年率] | +2.1% | +2.1% | |
22:30 | 個人消費[前期比] | +1.7% | +1.7% | |
12/23(木) | 0:00 | 中古住宅販売件数 | 634万件 | 652万件 |
0:00 | 中古住宅販売件数[前月比] | +0.8% | +2.8% | |
22:30 | 耐久財受注[前月比] | -0.4% | +2.0% | |
22:30 | 耐久財受注[除輸送用機器][前月比] | +0.5% | +0.6% | |
22:30 | 個人所得[前月比] | +0.5% | +0.5% | |
22:30 | 個人支出[前月比] | +1.3% | +0.5% | |
22:30 | 新規失業保険申請件数 | 20.6万件 | 20.3万件 | |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 184.5万人 | — | |
22:30 | PCEデフレーター[前年比] | +5.0% | +5.7% | |
22:30 | PCEコア・デフレーター[前月比] | +0.4% | +0.4% | |
22:30 | PCEコア・デフレーター[前年比] | +4.1% | +4.5% | |
12/24(金) | 米国休場:クリスマス | ** | ** | |
0:00 | 新築住宅販売件数 | 74.5万件 | 76.9万件 | |
0:00 | 新築住宅販売件数[前月比] | +0.4% | +3.2% | |
0:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 70.4 | 70.4 |
来週の為替予想
1.12月24日クリスマスで米国休場。⇒薄商いの可能性。⇒動かない相場の可能性。
2.全米でも新種株の拡大。⇒リスクオフ。⇒ドル売りの要因。
3.材料の出尽くし感、指標予想は良のものが若干多い程度。⇒レンジの可能性。
4.テーパリング加速、2022年利上げ見通し。⇒ドル買いの要因。
5.年末に向けてのポジション調整。⇒年越しリスク回避のドル売りの可能性。
6.113前半から114前半の継続。⇒レンジの継続。
FOMCを受けて、長期的にはドル高の流れですが、材料の出尽くし感、クリスマスウイークとなり、大きく動かないと見ています。
気になる材料としては、新種株の拡大、中国恒大デフォルト問題、ウクライナ情勢とリスクオフ要素が多い内容なので、年末に向けてのロングポジション調整の下落があるかもしれません。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(114.7円から112.5円)での動きを予想しています。
意識されるレジスタンスして、短期的には113.8円、長期的には114.2円、サポートとして113.2円を見ています。
これらのサポレジ変換があれば、一時的な方向性は出るかもしれませんが、FOMC後、クリスマスシーズンなので、大きな動きにはならないと見ています。
現状意識されるレンジ上限のロング、レンジ下限のショートのエントリーは避けた方がいいかもしれません。
Youtube動画
今週の収支はYoutubeに掲載しています。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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