【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
9/13(火) | 21:30 | 消費者物価指数[前月比] | 0.0% | -0.1% | +0.1% |
21:30 | 消費者物価指数[前年比] | +8.5% | +8.1% | +8.3% | |
21:30 | 消費者物価指数[コア][前月比] | +0.3% | +0.3% | +0.6% | |
21:30 | 消費者物価指数[コア][前年比] | +5.9% | +6.1% | +6.3% | |
9/14(水) | 21:30 | 生産者物価指数[前月比] | -0.4% | -0.1% | -0.1% |
21:30 | 生産者物価指数[前年比] | +9.8% | +8.8% | +8.7% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前月比] | +0.3% | +0.3% | +0.4% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前年比] | +7.6% | +7.0% | +7.3% | |
9/15(木) | 21:30 | ニューヨーク連銀製造業景気指数 | -31.3 | -12.9 | -1.5 |
21:30 | フィラデルフィア連銀景況指数 | +6.2 | +2.3 | -9.9 | |
21:30 | 小売売上高[前月比] | -0.4% | -0.1% | +0.3% | |
21:30 | 小売売上高[除自動車][前月比] | +0.4% | 0.0% | -0.3% | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 21.8万件 | 22.7万件 | 21.3万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 140.1万人 | 147.8万人 | 140.3万人 | |
22:15 | 鉱工業生産[前月比] | +0.6% | 0.0% | -0.2% | |
22:15 | 設備稼働率 | 80.2% | 80.2% | 80.0% | |
9/16(金) | 23:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 58.2 | 60.0 | 59.5 |
今週の振り返り
9/13(火)に発表された消費者物価指数は結果+0.1%(予想-0.1%)となり、今後の金利継続が予想され1時間で200pips以上の上昇となりました。
しかし、先週の高値144.99円を超えることが出来ず、145円突破はありませんでした。
9/14(水)鈴木財務大臣の為替介入の問いに対して「あらゆる手段の中には為替介入も含まれる」との発言があり、ドル売りの展開になりましたが、動きとしては限定的で底堅い形となっています。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
9/19(月) | ** | 日本:敬老の日 | ** | ** |
9/20(火) | 21:30 | 住宅着工件数 | 144.6万件 | 145.9万件 |
21:30 | 住宅着工件数[前月比] | -9.6% | +0.9% | |
9/21(水) | 23:00 | 中古住宅販売件数 | 481万件 | 470万件 |
23:00 | 中古住宅販売件数[前月比] | -5.9% | -2.3% | |
9/22(木) | 3:00 | FOMC政策金利[上限] | 2.50% | 3.25% |
3:00 | FOMC政策金利[下限] | 2.25% | 3.00% | |
3:30 | パウエル議長会見 | ** | ** | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 21.3万件 | 22.0万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 140.3万人 | 137.5万人 | |
21:30 | 経常収支 | -2914億USD | -2584億USD | |
23:00 | 景気先行指標総合指数[前月比] | -0.4% | 0.0% | |
9/23(金) | ** | 日本:秋分の日 | ** | ** | 22:45 | 製造業PMI | 51.5 | 51.3 |
22:45 | 非製造業PMI | 43.7 | 45.3 | |
22:45 | 総合PMI | 44.6 | — |
来週の為替予想
◆ 9月19日、23日 日本 敬老の日、秋分の日。⇒東京時間 薄商い。⇒レンジの可能性。
◆ 9月22日FOMC利上げ幅75bp観測。⇒ドル買いの要因。
◆ 8月消費者物価指数 +0.1%。⇒インフレ継続。⇒FOMC利上げ継続。⇒ドル買いの要因。
◆ 鈴木財務大臣の為替介入に関する発言。⇒急激な上昇があれば、その後円買いの方向。
◆ 日米金利差の拡大。⇒ドル買いの要因。
◆ ショートポジション多。⇒ショートのロスカット狙い。⇒ドル上昇の要因。
FOMCの利上げ幅が100bpの可能性との報道がありました。現在、100bpの可能性は後退しましたが、代わって50bpではなく75bpの可能性が高まったといえます。
また、今週初めて鈴木財務大臣の為替介入に関する強い発言がありました。ただ、今週の144.95円の時点では介入が無かった為、もう一段上での介入になるのではないでしょうか。そして、もう一段上昇する材料としてはFOMCということになります。その為、FOMCの金利発表で上昇したとしても、為替介入を警戒し利確売りに流れるのではないでしょうか。
ただ、米国でインフレ問題が継続している限り、利上げ継続に繋がり、底値は限定的になり難しい展開となっています。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(146.4円から141.6円)での動きを予想しています。
FOMCの利上げ幅予想が75bpなので、予想通りになれば大きく上昇することになります。
最近の大きな動きの週足の幅はおよそ500pipsなので、損切りを巻き込んだ動きになれば147円を超えて来る可能性があるので注意したいところです。
来週は上昇と見ていますが、鈴木財務大臣の為替介入の発言があるので、上昇後の利確売りの下落の可能性にも注意したいところです。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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