【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
9/5(月) | 米国 労働者の日 | ** | ** | ** | |
9/6(火) | 22:45 | 非製造業PMI | 44.1 | 44.2 | 43.7 |
22:45 | 総合PMI | 45.0 | 45.0 | 44.6 | |
23:00 | ISM非製造業景況指数[総合] | 56.7 | 55.4 | 56.9 | |
9/7(水) | 21:30 | 貿易収支 | -809億USD | -702億USD | -707億USD |
9/8(木) | 3:00 | 米地区連銀経済報告[ベージュブック] | ** | ** | ** |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 22.8万件 | 23.5万件 | 22.2万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 143.7万人 | 143.8万人 | 147.3万人 | |
22:10 | パウエル議長討論会参加 | ** | ** | ** |
今週の振り返り
144円を突破し、もう少しで145円という動きになりました。
ISM非製造業の結果が予想を上回り円安の起点となりましたが、ショートのロスカットが円安を加速したと見られます。
そして、パウエル議長の利上げ継続という姿勢が最終的に144円まで押し上げることとなりました。
10年長期国債の金利は3.3%まで上昇しています。
日本政府の為替介入が囁かれましたが、いつも通りの『注視』という発言から何もしないという見方が強く、円買いも限定的となりました。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
9/13(火) | 21:30 | 消費者物価指数[前月比] | 0.0% | -0.1% |
21:30 | 消費者物価指数[前年比] | +8.5% | +8.1% | |
21:30 | 消費者物価指数[コア][前月比] | +0.3% | +0.3% | |
21:30 | 消費者物価指数[コア][前年比] | +5.9% | +6.1% | |
9/14(水) | 21:30 | 生産者物価指数[前月比] | -0.5% | 0.0% |
21:30 | 生産者物価指数[前年比] | +9.8% | +8.9% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前月比] | +0.2% | +0.3% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前年比] | +7.6% | +7.0% | |
9/15(木) | 21:30 | ニューヨーク連銀製造業景気指数 | -31.3 | -15.5 |
21:30 | フィラデルフィア連銀景況指数 | +6.2 | +2.0 | |
21:30 | 小売売上高[前月比] | 0.0% | 0.0% | |
21:30 | 小売売上高[除自動車][前月比] | +0.4% | 0.0% | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 22.2万件 | 22.7万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 147.3万人 | 147.8万人 | |
22:15 | 鉱工業生産[前月比] | +0.6% | +0.2% | |
22:15 | 設備稼働率 | 80.3% | 80.3% | |
9/16(金) | 23:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 58.2 | 59.3 |
来週の為替予想
◆ パウエル議長:積極的な利上げ継続姿勢。⇒ドル買いの要因。
◆ 9月FOMC利上げ幅75bp観測。⇒ドル買いの要因。
◆ 10年長期金利3.3%台。⇒ドル買いの要因。
◆ 消費者物価指数予想 前回より下回る。⇒インフレ抑制方向。⇒ドル売りの要因。
◆ 日米金利差の拡大。⇒ドル買いの要因。
◆ ショートポジション多。⇒ショートのロスカット狙い。⇒ドル上昇の要因。
◆ 8月上旬からの上昇での調整下落なし。⇒ドル下落の方向。
FOMCの利上げ幅が二転三転しており、今週は75bpの観測が強まりました。但し、来週の消費者物価指数の結果次第でまた変わるのではないでしょうか。
日本政府は為替介入をする見込みが無いため、口先介入があったとしても、円買いは限定的でドル円は底堅い動きをするとみています。
ドル強ですが、日足での下落調整が見られない為、来週は下落調整が見られるのではないでしょうか。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(144.1円から139.4円)での動きを予想しています。
144.9円から141.4円まで下落しましたが、来週はもう一つ大きな調整の下落があるとみています。
但し、利上げ継続観測や9月FOMC利上げ幅観測が75bpなので、下落があったとしても底堅くなるとみています。
また、大きく下げたとしても、137.6円付近でサポートされるのではないでしょうか。
週足の値幅は400pips前後なので、消費者物価指数の結果でインフレを抑えられていなく、ドルが上昇しても来週は150円にはいかないとみています。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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