【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
1/10(月) | ** | 日本:成人の日 | ** | ** | ** |
1/12(水) | 00:00 | パウエル議長発言 | ** | ** | ** |
21:00 | MBA住宅ローン申請指数[前週比] | -5.6% | — | +1.4% | |
22:30 | 消費者物価指数[前月比] | +0.8% | +0.4% | +0.5% | |
22:30 | 消費者物価指数[前年比] | +6.8% | +7.0% | +7.0% | |
22:30 | 消費者物価指数[コア][前月比] | +0.5% | +0.5% | +0.6% | |
22:30 | 消費者物価指数[コア][前年比] | +4.9% | +5.4% | +5.5% | |
1/13(木) | 4:00 | 財政収支 | -1913億USD | -50億USD | -213億USD |
4:00 | 米地区連銀経済報告[ベージュブック] | ** | ** | ** | |
22:30 | 新規失業保険申請件数 | 20.7万件 | 20.0万件 | 23.0万件 | |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 175.3万人 | 173.3万人 | 155.93万人 | |
22:30 | 生産者物価指数[前月比] | +1.0% | +0.4% | +0.2% | |
22:30 | 生産者物価指数[前年比] | +9.8% | +9.8% | +9.7% | |
22:30 | 生産者物価指数[コア][前月比] | +0.9% | +0.5% | +0.5% | |
22:30 | 生産者物価指数[コア][前年比] | +7.7% | +8.0% | +8.3% | |
1/14(金) | 22:30 | 小売売上高[前月比] | +0.2% | -0.1% | -1.9% |
22:30 | 小売売上高[除自動車][前月比] | +0.1% | +0.1% | -2.3% | |
23:15 | 鉱工業生産[前月比] | +0.7% | +0.2% | -0.1% | |
23:15 | 設備稼働率 | 76.6% | 77.0% | 76.5% | |
1/15(土) | 0:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 70.6 | 70.2 | 68.8 |
今週の振り返り
先週5年ぶりの高値116円台を付けた一方、今週は113.4円台をつけ、2週間で300pips近い下落となりました。
複数の要人の利上げ発言(ハト派のブレイナード氏の3月の利上げ発言など)があり、さらにドル買いに向かうと思われましたが、上昇には至りませんでした。材料の出尽くし感や先週の大きな上昇に対する調整も重なっているのではないでしょうか。
また、週半ばでの円買いは、日銀の利上げ情報が影響していると見られます。
金曜の小売高の結果は冴えませんでしたが、長期金利上昇に伴い、反発したと見られます。
テクニカル的には1時間足の上値抵抗線に抑えられ、大きく下落した形となります。
金曜NY時間に70pipsの上昇し、114円台に戻したことから、まだ底堅さは続いていると見られます。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
1/17(月) | ** | 米国:休場(キング牧師誕生日) | ** | ** |
1/18(火) | ** | 日本:政策金利発表 | ** | ** |
15:30 | 黒田日銀総裁会見 | ** | ** | |
22:30 | ニューヨーク連銀製造業景気指数 | +31.9 | +26.0 | |
1/19(水) | 0:00 | NAHB住宅市場指数 | 84 | 84 |
21:00 | MBA住宅ローン申請指数[前週比] | +1.4% | ||
22:30 | 住宅着工件数 | 167.9万件 | 165.5万件 | |
22:30 | 住宅着工件数[前月比] | +11.8% | -1.5% | |
1/20(木) | 22:30 | 新規失業保険申請件数 | 23.0万件 | 20.5万件 |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 155.9万人 | ||
22:30 | フィラデルフィア連銀景況指数 | +15.4 | +23.0 | |
1/21(金) | 0:00 | 中古住宅販売件数 | 646万件 | 645万件 |
0:00 | 中古住宅販売件数[前月比] | +1.9% | -0.2% | |
1/22(土) | 0:00 | 景気先行指標総合指数[前月比] | +1.1% | +0.8% |
来週の為替予想
1.1/17 米国 : キング牧師生誕記念日。⇒米休場⇒NY時間の薄商いの可能性。
2.1/18 日本 : 政策金利、黒田日銀総裁会見。⇒利上げ発言の可能性。⇒円買いの要因。
3.指標(NY景気指数、景気先行指標)は低いものが多い。⇒ドル売りの要因。
4.3月の利上げ、2022年利上げ回数4回の可能性。⇒ドル買いの継続。
5.再来週はFOMC政策金利。⇒来週は様子見。⇒レンジ相場。
6.日足上昇チャネルの下限タッチでの上昇。⇒ドル上昇の方向性。
今週大きく下落しましたが、114円台で終わったことから、底堅いと見ています。
大きな指標がなく、再来週FOMC政策金利なので、レンジの動きをするのではないでしょうか。
注目する唯一の指標として、日銀政策金利、黒田総裁の会見があり、今週の利上げ情報から、利上げについて言及した場合、円買いに向かうかもしれません。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(115.2円から113.2円)での動きを予想しています。
ピンク色の上昇チャネルの下限でタッチし、反発で終わっています。
2021年11月の下落(みどり矢印)からの上昇の動きの流れを見るとレンジの動きをしており、来週も同じようにレンジになるのではないでしょうか。
再来週にFOMCを控えているので、日銀政策のサプライズが無い限りはレンジと見ています。
上昇チャネルを割ることも考えられますが、下落しても112.5円に強いサポートがあるので、大きな下落は無いと見ています。
Youtube動画
今週の収支はYoutubeに掲載しています。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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