【小説レビュー】最後の医者は桜を見上げて君を想う【二宮敦人】

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小説

二宮敦人の『最後の医者は桜を見上げて君を想う』を読みました。

評価:★★★★★

選んだ理由:評価が高ったので。

感想

非常に良かったです。本当に泣きました。

医者と患者、そして死がテーマになっています。

3つの章になっており、それぞれ医者と患者が死に対して、どのように向き合っていくかで、話が進んでいきます。すごく切なくて、愛があって、感動しました。フィクションですが、物語の中に引き込まれました。

後味が悪い物語ではありません。悲しく切なくなるところもありますが、読み終えた後には、心が強くなれる気がします。プラスになれるといった方がいいのかもしれません。

これ以上は、ネタバレになるので書きませんが、この小説を読んで感じた事がありました。

  • 病気をすることの辛さ
  • 生きている事の大切さ
  • 人との繋がりの大切さ

病気をすることの辛さ

私自身も、最近、病院に行くことがありました。私の場合は、両腕の皮膚に炎症が出て、炎症範囲が広がってしまい、2か月経っても治らない状態だったので、病院に行きました。会社勤めをしていないので、炎症があってもなんとか過ごせることが出来ましたが、あまりにもひどくなってきて、ブログを書くのも辛くなってきました。病院行った方がいいなと判断して、行くことにした。

炎症は収まりそうになった時もあったのですが、結局は治らずに悪化するというのを繰り返していたのですが、患部が両腕だったので、生活がしにくい状態でした。本当に、皮膚の炎症程度ですが、苦しいなと思いました。この小説では、登場人物が重い病気を患います。テレビでも報道される病気です。テレビでは誰々が病気になって、闘病中だとか、劇ヤセになったとか報道されます。それで、以後亡くなった方もいもいます。病気を患うということがどれほど苦しいか、自分と比較して、想像を絶する気がしました。自分がこれだけで苦しいのに、入院して戦わなければならない病気だったら、想像を絶するなと思いました。病気と闘っている人は沢山います。暴飲暴食のような自己責任で病気になるのではなく、至って普通の生活をしていても病気にはなってしまうことがあります。運命は不公平だなと思いました。

生きている事

明日、来年自分が死んでしまうと思うことはありません。死に面した状況ではないからです。でも、いつ不幸に会うかもしれません、いつ病気になってしまうかわかりません。生きている事、健康でいる事はどれだけ幸せな事なのかと、改めて感じました。

生まれたものは必ず死にます。いつか私も死んでしまいます。死ぬまでには、色々なことをして過ごしていきたい、楽しいこともあるだろうし、つらいこともあるだろうし。自分の人生を意味あるものにしたい。自分自身にとって満足できるものにしたい。もちろん、そんなに簡単じゃないし、達成できるものではないだろうけど、少しでもそういう風な気で過ごしていきたいと思いました。

人との繋がりの大切さ

会社員を辞めて、一人で過ごすことが多くなりました。もちろん、一人でやっていくことを否定するというわけではなく、人との繋がりがなければやっていけないなと思います。

ブロガーとして記事を書くにも、自分勝手に書いていては、読めたものではありません。読みやすい記事になっているかを気にしながら書かないと、自分でも後から目に当てられません。読んでくれる方の事を思って書いていくということをしないと、ブログ自体も進歩しないと思います。

なので、心の成長をしていくには、相手があってからこそだと思います。自分一人がインターネット上でブログを書いていて、読んでくれる人の事を考えないのであれば、ブログにする意味はありません。もちろん、ブログはインタラクティブではありませんが、そういう風な姿勢が大切だと思います。

相手を思いやること、相手から思ってくれること、その相手は、友だちだったり家族だったり。人それぞれ考えることは違います。なので、和気あいあいとすることもあれば、衝突もあると思います。それらを経験して、信頼関係が生まれてくると思います。それで人という事を知っていき、大人になっていく。

人は一人では成長出来ない。お互い助け助けられて生きていくものだと。人との繋がりって本当に大切にしなければならないし、それが無ければ生きていけないと思いました。

最後に

この小説を読んで、心が強くなる、プラスになると先述しました。今すごく人生がうまくいっていない、人生がつまらない、なんて自分が不幸なんだと思っている人が居れば、この本を読めば、気持ちがポジティブな方向に向くような気がします。本当にボロボロと泣いてしまいます、、。本当に読んでよかったです。

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