【小説レビュー】マネロン 二億円の行方【神戸宅】

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小説

神戸宅の『マネロン 二億円の行方』を読みました。

評価(4/5):★★★★☆

選んだ理由:サスペンス的なものを読みたかったので

感想

無職の若者が、2億円を偶然見つけてしまって、それをマネーロンダリングしながら、使ってしまうという話なのです。いつ、警察にばれてしまうんじゃないかと思ってしまい、ハラハラ、ドキドキして読んでいました。

世の中に、こういう話がありそうな気もして、楽しみながら読んでいました。映画やドラマになりそうな気もしました。ハラハラドキドキしたい人にはもってこいの作品です。

ここからがネタバレになります。

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本のタイトルの通り、マネーロンダリングをするのです。

無職の若者、高橋が、偶然、銀行で盗まれた2億円を見つけてしまい、それをマネーロンダリングして使っていきます。

高橋は頭の回転がよく、盗まれたお金をそのまま使ってしまうと、札に印刷されている番号で、自分が追跡される恐れがあるということを知っており、身元が突き止めらないように、てんでばらばらの地域で札を使っていきます。

結局は、使われたお金は、銀行や警察に気づかれることになるのですが、高橋にまで追いつきません。

実際はフィクションですが、自分がそういうことをしてしまったら、きっと夜も眠れなくなるじゃないだろうかと思ってしまいます。いつかばれるかもしれないという心境って怖いですよね。もちろん、私の場合は、見つけたら、警察に届けますよ^^;。

キャバクラ嬢で、のちに彼女となる初音と出会います。初音は保母さんを目指しています。

高橋と初音は、出会った時は、自分たちの夢から遠く場所にいますが、お互い、頑張ろうとそれぞれの道に進んでいきます。

高橋は盗んだ金で事業を順調に展開し、一方の詩織は、ヤクザ絡みのトラブルに逢い、落ちていく一方になります。実際の人の人生でも、成功する人もいれば、失敗する人もいます。恋人同士で、全く違う方向になってしまったら、切なさも倍増ですね。初音の悲しむ気持ちが分かります。

最終的には、高橋は事業が成功したお金で、使ってしまったお金を元に戻し、無罪になり、初音もヤクザ絡みの件が無くなり、お互いに抱えていた罪や不安から解放されます。

高橋は捕まって、ハッピーエンドにはならないのかと思っていましたが、盗まれたお金を元に戻すということをしたこと、命がけで初音を救ったことで罪が償えたのだと思う。もし命がけで初音を守らなかった、自分の保身のために行動しなかったとなったら、最後はハッピーエンドにはならなかったでしょう。

初音に関しては、不運が続いてしまっただけで、可哀そうな所がありましたが、最後に高橋と幸せになれたので、一安心しました。

マネロンしながら、人生をやり直していくってハラハラドキドキですね。面白かったです。こんな形でハッピーエンドを迎えるのって、ちょっと不公平だなという現実感はありますが、そこは小説です。楽しめました。

みなさんは、読んでどう思われましたか?

コメント

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