【フィギュアスケート】2019年グランプリファイナル – 羽生選手2位、紀平選手4位

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イタリアのトリノで2019年フィギュアスケート グランプリファイナルが行われました。日本からは羽生結弦選手、紀平梨花選手が出場しました。

男子結果 – チェン選手は世界新、羽生選手2位

順位選手名SPFSTotal
1ネイサン・チェン(USA)110.38224.92335.30
2羽生 結弦97.43194.00291.43
3ケビン・エイモズ(FRA)96.71178.92275.63
4アレクサンドル・サマリン(RUS)81.32167.51248.83
5キン・ハクヨウ(CHN)80.67160.77241.44
6ドミトリー・アリエフ(RUS)88.78131.26220.04

羽生選手は残念ながら2位に終わりました。チェン選手は圧倒的な完成度で世界新ですから、仕方ありませんね。ただ、4回転ルッツに成功できたのは、今後の羽生選手のさらなる可能性を見せてくれました。今回は、チェン選手に大差をつけられた結果となったことから、次の世界選手権でリベンジを狙ってくると思います。楽しみですね。

女子結果 – ロシアシニアデビュー3名表彰台独占、紀平選手4位

順位選手名SPFSTotal
1アリョーナ・コストルナヤ(RUS)85.45162.14247.59
2アンナ・シェルバコワ(RUS)78.27162.65240.92
3アレクサンドラ・トゥルソワ(RUS)71.45161.73233.18
4紀平 梨花70.71145.76216.47
5ブレイディー・テネル(USA)71.45139.98212.18
6アリーナ・ザギトワ(RUS)79.60125.63205.23

女子は接戦で面白かったですね。特にロシアのシニアデビューした3名の選手は、この大会で表彰台を独占する結果となりました。そして、コストルナヤ選手は圧倒的に凄かったです。SPでは自身の世界新を更新しました。FSではシェルバコワ選手がコストルナヤ選手の点数を上回る結果となったので、この3名の実力が拮抗していることがわかります。来年に行われる世界選手権も、この3選手が表彰台を独占することになるのかが気になる所です。

紀平選手はSPでは転倒、FSで4回転サルコーに挑戦しましたが、残念ながら失敗しました。ただ、点数だけを見ると、そこまで悪くはありません。ということは、転倒がなければ、今回の大会で十分に表彰台に上がれたのではないでしょうか。日本女子の中では、この成績でもナンバー1というのが凄いですね。今年こそ全日本で1位になって欲しいです。

ザキトワ選手は結果6位。オリンピック毎に、ロシアの女子選手が入れ替わっているのですが、ザキトワ選手はまだ17歳なので、シニアデビュー3名に負けずに頑張って欲しいです。

まとめ

男子は羽生選手2位、女子は紀平選手4位という結果になりました。男女とも日本選手が出場することが出来て、盛り上がったのではないでしょうか。日本の両エースが世界と戦うのは見ものした。月末には全日本選手権が行われます。この2名にとってはタイトなスケジュールですが、きっと表彰台に上がることは間違いないと思います。男女とも激戦でした。羽生選手、紀平選手お疲れさまでした。

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