【今週のドル円分析】
週前半は5月6日ADP雇用統計に向けて下落し106円を割りました。結果が予想より良でしたが、数値が大きかった為、下落しました。しかし、GW明けの5月7日から上昇。底付け感も影響したと思われます。そして、5月8日雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率)では、結果が予想より良だったので106.7円まで上昇しました。
ADP雇用統計と週末の雇用統計は、予想より結果が良でしたが、違う動きとなり、値動きを捉えるのが難しかったのではないでしょうか。
安値105.98円、高値107.08円、終値106.732円
【来週の為替予想】
注目したい指標として、5月14日新規失業保険申請件数(予想:316.9万件)、5月15日NY連銀製造行景気指数(予想:-65.0)があります。それぞれの予想の数値は悪いですが、NY連銀製造行景気指数は(前回:-78.2)だったため、予想は前回より改善されています。もしその通りであれば、ドル買いになるのではないでしょうか。
テクニカル的には4時間足の下降チャネルの上部にいます。このチャネルを抜ける事になれば、上昇トレンドの転換となります。但し、抜けなければ、105円を確実に目指す流れとなります。上値が重そうなので、依然、この下降チャネル内を推移していくと見ています。
総合的には下目線。ただし、週後半の指標で目線の変更をしていきたいと思います。また、4時間足の下降チャンネル抜けでの目線の変更を考えています。
目線:下から上
高値:107.5円、安値:105.1円
ドル円 – 4時間足
黒枠のボックス(107.5から105.1円)での動きを予想しています。
下降チャネルの上部にいるので、押し目売りが入る可能性があるので、下方向を見ています。但し下降チャネルが長く続いているので、下降チャネルを上抜けする上昇トレンドの転換も考えています。
重要なラインとして、 106.9, 106.4, 105.9円付近を見ています。
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