【今週のドル円分析】
5月19日の深夜にかけて108円を突破しました。しかしそのまま上昇という流れに行かきませんでしたが、底値も堅く、107.6円で今週を終えています。
ジリ上げのレンジ相場になりました。パウエル議長の要人発言やFOMCの議事録公表などで警戒したことや、世界各国で緊急事態宣言の解除が発表され始めたことへの期待と様子見が混じり、レンジに繋がったと判断しています。
ただ、108円台を付け、107円後半で終値を付けたことで、景気回復への期待の流れが出てきていると思われます。
【来週の為替予想】
25日は 戦没者祈念日でアメリカ市場は休みです。火曜日から金曜日まで重要な指標が多くあります。そして、月末のロンドンフィックスを気にしなければなりません。
先週、今週はレンジ相場だったので、大きく動いてくると見ています。緊急事態宣言の解除が世界各国で進んでいるので、景気回復の見込みからリスクオンでドル買いを見ています。
テクニカル的には4時間足の上昇チャネルが出来ています。108.1円を抜けてくれば、エリオット波動5波となります。ただ、今週は先週の高値を少し更新しただけなので、ヘッドアンドショルダーになり、下落に向かう可能性があります。
5月の最後の週で、セルインメイを考慮すると、下落の可能性もあると思います。
高値:108.7円、安値:106.4円
ドル円 – 4時間足
黒枠のボックス(108.7から106.4円)での動きを予想しています。
黒線の108.1円を抜ければ、上昇チャネルはありますが、重そうなので、オレンジ色の線のヘッドアンドショルダーの形成が意識されるのでないかと思っています。
重要なラインとして、 108.5, 108.1, 107.3, 106.8円付近を見ています。
(実際にご自身のチャートで線を引いて確かめて頂ければと思います。)
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