【今週のドル円分析】
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
8/16(月) | 21:30 | ニューヨーク連銀製造業景気指数 | 43.0 | 29.0 | 18.3 |
8/17(火) | 21:30 | 小売売上高(前月比) | 0.7% | -0.2% | -1.1% |
21:30 | 小売売上高(除自動車)(前月比) | 1.6% | 0.1% | -0.4% | |
8/18(水) | 2:30 | パウエル米FRB議長発言 | — | — | — |
21:30 | 7月住宅着工件数(前月比) | 3.5% | -2.6% | -7.0% | |
8/19(木) | 3:00 | FOMC議事要旨 | — | — | — |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 37.7万件 | 36.3万件 | 34.8万件 | |
21:30 | 前週分失業保険継続受給者数 | 289.9万人 | 280.0万人 | 282.0万人 |
参照:JFX株式会社
リスクオフで円とドルが買われる週になり、クロス円は下落しましたが、ドル円は下堅い状況となりました。
月曜のNY連銀の指標が悪かったので、先週の下落の勢いと共に109.1円台を付けましたが、その後のパウエル議長の発言期待により、一時は110.2円まで上昇することになりました。来週末のジャクソンホールでのパウエル発言での期待もあり、リスクオフでの状況でも円よりドルが強くなったように見えます。
4時間足、日足では109.1円付近で折り返した逆三尊で上げた形となりました。
2週目のジブリアノマリーはありませんでした。
【来週の為替予想】
1.8月27日ジャクソンホールパウエル議長の発言。⇒今週の期待上げの継続。
⇒ドル買いの要因。
2.中東関連の報道、感染者増加。⇒国際情勢の不安定、経済回復への懸念。
⇒ドル売りの要因。
3.指標予想は良否が複数。週明けのPMIが悪いが、週半ばのGDPは改善予想。
⇒月曜のみドル売りの要因。
4.テクニカル的には109.1円での逆三尊形成、レンジの動き。
⇒ジャクソンホールまでレンジ継続の可能性。
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
8/23(月) | 22:45 | 8月製造業購買担当者景気指数(PMI) | 63.4 | 62.8 |
23:00 | 7月中古住宅販売件数 | 586万件 | 583万件 | |
8/24(火) | 23:00 | 新築住宅販売件数 | 67.6万件 | 70.0万件 |
23:00 | 8月リッチモンド連銀製造業指数 | 27 | 25 | |
8/25(水) | 21:30 | 7月耐久財受注(前月比) | 0.8% | -0.2% |
8/26(木) | 21:30 | GDP(前期比年率) | 6.5% | 6.7% |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 34.8万件 | 35.0万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 282.0万人 | 278.5万人 | |
8/27(金) | 21:30 | 7月個人消費支出(前月比) | 1.0% | 0.4% |
21:30 | 7月個人消費支出(前年比) | 4.0% | 4.1% | |
21:30 | 7月個人所得(前月比) | 0.1% | 0.1% | |
23:00 | ジャクソンホール パウエル議長、発言 | * | * |
参照:JFX株式会社
中東情勢、感染者増加の問題があるので、ジャクソンホールでの早期テーパリング発言の期待は高いとはいいきれません。
また、タカ派発言で、ドル買いに向かったとしても、ファンダ的にはこの2つの不安要素があるので、急上昇からの急落の可能性も見ています。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(111.6円から108.3円)での動きを予想しています。
金曜日のジャクソンホールまでは109円台を中心のレンジと見ています。今週の議事録前の動きの様に、上目線のレンジと見ています。
ジャクソンホール後の動きで、110.3円のレジスタンス、109.4円のサポートがサポレジ転換しないかを見て、方向性を確認したいと思います。
Youtube動画
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