【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
7/26(火) | 23:00 | 消費者信頼感指数 | 98.4 | 97.0 | 95.7 |
23:00 | 新築住宅販売件数 | 64.2万件 | 65.5万件 | 59.0万件 | |
23:00 | 新築住宅販売件数[前月比] | +6.3% | -5.9% | -8.1% | |
7/27(水) | 21:30 | 耐久財受注[前月比] | +0.8% | -0.4% | +1.9% |
21:30 | 耐久財受注[除輸送用機器][前月比] | +0.5% | +0.2% | +0.3% | |
7/28(木) | 3:00 | FOMC政策金利[上限] | 1.75% | 2.50% | 2.50% |
3:00 | FOMC政策金利[下限] | 1.50% | 2.25% | 2.25% | |
3:30 | パウエルFRB議長定例会見 | ** | ** | ** | |
21:30 | GDP[前期比年率] | -1.6% | +0.4% | -0.9% | |
21:30 | 個人消費[前期比] | +1.8% | +1.2% | +1.0% | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 26.1万件 | 25.0万件 | 25.6万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 138.4万人 | 138.6万人 | 135.9万人 | |
7/29(金) | 21:30 | 個人所得[前月比] | +0.6% | +0.5% | +0.6% |
21:30 | 個人支出[前月比] | +0.3% | +1.0% | +1.1% | |
21:30 | PCEデフレーター[前年比] | +6.3% | +6.8% | +6.8% | |
21:30 | PCEコア・デフレーター[前月比] | +0.3% | +0.5% | +0.6% | |
21:30 | PCEコア・デフレーター[前年比] | +4.7% | +4.7% | +4.8% |
今週の振り返り
約500pipsの大きな下落になりました。
政策金利は予想通り75bpの利上げとなりましたが、その後のパウエル議長の会見での今後の利上げペースに慎重な姿勢を示したこで大きく下げました。
また、GDPの2四半期連続のマイナスとなり、リセッションの兆候と判断されました。イエレン財務長官はリセッションではないと発言しましたが、市場の反応は薄かったようです。
先週から引き続き、10年長期金利は一時2.6%台まで下落しました。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
8/1(月) | 22:45 | 製造業PMI | 52.3 | 52.3 |
23:00 | ISM製造業景況指数 | 53.0 | 52.0 | |
8/2(火) | 23:00 | JOLT労働調査[求人件数] | 11254千件 | 11000千件 |
8/3(水) | 22:45 | 非製造業PMI | 47.0 | 47.0 |
22:45 | 総合PMI | 47.5 | — | |
23:00 | ISM非製造業景況指数[総合] | 55.3 | 53.7 | |
8/4(木) | 21:30 | 貿易収支 | -855億USD | -800億USD |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 25.6万件 | 26.0万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 135.9万人 | 133.8万人 | |
8/5(金) | 21:30 | 非農業部門雇用者数 | +372千人 | +250千人 |
21:30 | 失業率 | 3.6% | 3.6% | |
21:30 | 製造業雇用者数 | +29千人 | +20千人 | |
21:30 | 平均時給[前月比] | +0.3% | +0.3% | |
21:30 | 平均時給[前年比] | +5.1% | +4.9% |
来週の為替予想
◆ 8月5日(金)非農業部門雇用者数 予想大幅減。⇒ドル売りの要因。
◆ 多くの指標予想は悪化。⇒ドル売りの要因。
◆ GDPの2四半期連続のマイナスによるリセッションの懸念再燃。⇒ドル売りの要因。
◆ パウエル議長利上げペースの減速発言。⇒ドル売りの要因。
◆ 米10年長期金利2.6%台まで下落。⇒ドル売りの要因。
◆ 日米金利差の拡大。⇒ドル買いの要因。
◆ 8週目で週足陰線。⇒下落の波。⇒ドル売りの方向。
パウエル議長の利上げペースの慎重な姿勢を示す発言、GDPの2四半期連続のマイナスで、今まで続いてたドル高の流れが一気に変わりました。
139円台が天井であれば、さらに下落する可能性が出て来ることになります。
その流れを作るかのように、雇用統計の予想、その他の多くの指標は悪く、予想通りになれば、一気に下落してくるのではないでしょうか。
来週もリセッションの判断について注目していきたいです。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(134.6円から126.5円)での動きを予想しています。
リセッション判断、利上げペース減少、指標予想から大きな下落は続くとみています。
非農業部門雇用者数予想が大幅に低いことから、予想通りであれば大幅にドル売りに向かうのではないでしょうか。
チャート的には131.4円でサポートされるように見られますが、今まで上昇したペースが速かった分、下落も勢いづき、131.4円ではサポートされずに割ってくるのではないでしょうか。また、131.4円を割ってくれば、131.4円がレジスタンスとしてなるとみています。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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