【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
10/3(月) | 8:50 | 日銀金融政策決定会合 | ** | ** | ** |
22:45 | 製造業PMI | 51.8 | 51.8 | 52.0 | |
23:00 | ISM製造業景況指数 | 52.8 | 52.0 | 50.9 | |
10/4(火) | 23:00 | 製造業受注指数[前月比] | -0.6% | -0.3% | -0.7% |
23:00 | JOLT労働調査 | 11170千件 | 11088千件 | 10053千件 | |
10/5(水) | 21:15 | ADP雇用統計 | +185千人 | +200千人 | +208千人 |
21:30 | 貿易収支 | -705億USD | -677億USD | -674億USD | |
22:45 | 非製造業PMI | 49.2 | 49.2 | 49.3 | |
22:45 | 総合PMI | 49.3 | 49.3 | 49.5 | |
23:00 | ISM非製造業景況指数[総合] | 56.9 | 56.0 | 56.7 | |
10/6(木) | 21:30 | 新規失業保険申請件数 | 19.3万件 | 20.4万件 | 21.9万件 |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 134.6万人 | 135.0万人 | 136.1万人 | |
10/7(金) | 21:30 | 非農業部門雇用者数 | +315千人 | +255千人 | +263千人 |
21:30 | 失業率 | 3.7% | 3.7% | 3.5% | |
21:30 | 製造業雇用者数 | +27千人 | +20千人 | +22千人 | |
21:30 | 平均時給[前月比] | +0.3% | +0.3% | +0.3% | |
21:30 | 平均時給[前年比] | +5.2% | +5.0% | +5.0% |
今週の振り返り
10月4日(火)JOLT労働調査(結果10053千件、予想11088千件)の結果を受けて、10年長期金利が下落し、143円まで下落しました。
10月5日(水)ADP雇用統計では(結果+208千人、予想+200千人)と上昇傾向になり、10月7日(金)非農業部門雇用者数(結果+263千人、予想+255千人)と11月FOMCの利上げ幅75bpの予想を受け週高値を更新しました。
狭いレンジの動きでしたが、先週に引き続き底堅い印象となりました。
週足は8週連続陽線となっています。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
10/10(月) | 米国 コロンブスデー | ** | ** | |
10/10(月) | 日本 体育の日 | ** | ** | |
10/12(水) | 21:30 | 生産者物価指数[前月比] | -0.1% | +0.2% |
21:30 | 生産者物価指数[前年比] | +8.7% | +8.4% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前月比] | +0.4% | +0.3% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前年比] | +7.3% | +7.3% | |
10/13(木) | 3:00 | FOMC議事録公表[9月20-21日分] | ** | ** |
21:30 | 消費者物価指数[前月比] | +0.1% | +0.2% | |
21:30 | 消費者物価指数[前年比] | +8.3% | +8.1% | |
21:30 | 消費者物価指数[コア][前月比] | +0.6% | +0.4% | |
21:30 | 消費者物価指数[コア][前年比] | +6.3% | +6.5% | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 21.9万件 | 22.5万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 136.1万人 | 137.3万人 | |
10/14(金) | 21:30 | 小売売上高[前月比] | +0.3% | +0.2% |
21:30 | 小売売上高[除自動車][前月比] | -0.3% | -0.1% |
来週の為替予想
◆ 10月10日(月) 日本-体育の日、米国-コロンブスデーで休場。⇒薄商いによる仕掛けの可能性。⇒ドル上昇の要因。
◆ 日本の為替介入145.9円に接近。⇒ドル売りの要因。
◆ 消費者物価指数(CPI)[前月比] 前回+0.1%、予想+0.2%。⇒インフレ継続。⇒今後の利上げ継続の可能性高。⇒ドル買いの要因。
◆ 11月FOMCの利上げ幅 75bpの可能性高。ドル買いの要因。
◆ 日米金利差の拡大。⇒ドル買いの要因。
◆ ショートポジション多。⇒ショートのロスカット狙い。⇒ドル上昇の要因。
◆ 週足:8週連続陽線。⇒陰線の可能性。
10/10(月)は東京、NY市場が休場になります。薄商いでレンジ相場が考えられますが、ショートポジションの過多を考えると、ショートのロスカット狙いでの一時的な上昇になるのではないでしょうか。
また、注目される消費者物価指数(CPI)[前月比]の予想は+0.2%で、インフレ対策の継続となれば利上げ継続という方向になり、さらなる上昇も考えられます。
但し、145.9円で為替介入があったことから、146円台に到達したとしても、上昇は限定的になるのではないでしょうか。
週足では8週連続陽線となっているので、週足としては陰線の可能性が高いとみています。
ドル円 チャート予想
先週と同様、黒枠のボックス(146.6円から142.7円)での動きを予想しています。
ショートポジションが多いので、ロスカットを巻き込んだ上昇であれば146円はすぐに超えそうですが、ロングの利確や為替介入の可能性も高まるので、大きな調整の下落に繋がるとみています。
但し、消費者物価指数(CPI)の予想は前回よりも高い数値となっており、11月のFOMC75bp利上げ予想を加味すると、下落も限定的になるかもしれません。
チャートの形状的には、週足の陽線が8週連続続いているので、週足としてはそろそろ陰線になるのではないでしょうか。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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