【フィギュアスケート】2019年フランス大会レビュー -宇野選手8位、坂本選手4位、樋口選手6位、白岩選手9位

スポーツ
選手名 順位 SP FS
宇野昌磨 8位 79.05 136.79
坂本香織 4位 64.08 135.16
樋口新葉 6位 64.78 109.34
白岩優奈 9位 63.12 98.59

残念ながら日本選手が表彰台に上がることができませんでした。

ネイサン・チェン選手、アリーナ・ザキトワ選手など強豪選手がいたから仕方ありませんね。

今回の印象に残ったのは、宇野選手のキスアンドクライでしょうか。SPもFSの時も、一人で座っている姿がすごく切ない、、、。FSの時は宇野選手が泣いていましたが、こちらも見ていて泣けてきそうなくらいでした。うーーーん、なんなんだ、この選手は!!すごく一人でどん底を耐えている姿があまりにも切ない。でも、宇野選手は強いスポーツ選手なんだなと感じさせられました。今までにはないフィギュアスケートの選手な気がします。一人でキスアンドクライに座っている姿が、ボクサーなイメージを受けました。どん底を耐えている姿に感動してしまいました。羽生選手とは違う何かを持っているのは確かです。このまま崩れないで、耐えて、前よりも強くなって欲しいです。今はコーチがいないのは仕方ないことだけど、きっと乗り越えてくれるような気がします。

女子は坂本選手がまた一歩及ばず4位という結果になりました。坂本選手、樋口選手はファイナル進出は残念ながらなさそうですね。ただ、全日本に向けて頑張って欲しいです。白岩選手もSPでは他の日本選手とほぼ変わらない点数だったので、これからに期待です。

それにしてもロシアのシニアデビューした女子選手達は桁違いに強いですね。紀平選手も前回のインタビューで「ノーミスをしても超えられない点数」と言っていましたが、まさにその通りですね。オリンピックチャンピオンのザキトワ選手さえ10点以上の点数をつけられています。今回優勝したアリョーナ・コストルナヤ選手は4回転は飛びませんが、紀平選手と同じトリプルアクセルを飛びます。これからの女子は、トリプルアクセルと4回転を入れていかないと、表彰台に乗る可能性は少なくなりそうです。男子並みのハイレベルです。

今週行われるフランス大会では、田中選手、宮原選手、本田選手が出場します。日本女子のリーダーとなる宮原選手の初の大会になり、ロシア勢にどこまで食いつけるのかが見ものですね。田中選手は表彰台に上がることができれば、ファイナル進出の可能性も高くなるので、こちらも見ものです。

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ところで、私がフィギュアスケートの好きな理由として、演技で使用されている音楽があります。当たり前ですが、選手はすごく曲を選曲してきます。曲が演技をよりよく魅せますからね。今回、宇野選手がSPで使用されていたArmin van Buuren vs Vini Vici feat. Hilight Tribe の「Great Spirit」がすごく当たりでした。  すごくノリノリのいい曲ですね。有名らしい曲みたいですが、知りませんでした^^;。2016年のオランダの曲です。その後、色々とMixされて発売されているらしいです。宇野選手がこの曲を見つけたのか、振付師が紹介したのか不明ですが、選曲はいいですね。毎年、フィギュアスケートで使用している曲をサントラとして発売したら売れるのにと思いますね。

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