二酸化炭素貯留(CCS)に関する報道、スウェーデンと日本

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環境問題

スウェーデンと日本で二酸化炭素貯留(CCS)に関する報道があったので、シェアしたいと思います。

CCSとはCarbon Capture and Storageの略で、二酸化炭素(CO2)を回収し、地上から隔離貯留する技術をいいます。
地上の二酸化炭素を減らす(地上から隔離された場所で保管する)ことで、地球温暖化の進行を遅らせる事が出来ます。
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スウェーデンのCSSの記事

【Hydrocarbon Engineering】アーケル・ソリューションズ 社がプリーム社の製油所でCCSのテスト運転開始(2020年5月27日)

https://www.hydrocarbonengineering.com/refining/26052020/aker-solutions-starts-ccs-test-programme-at-preem-refinery/

アーケル・ソリューションズ社はLNGプラント建設や油田プラントの建設を行っているノルウェーのエンジニアリング会社で、プリーム社はスウェーデン最大の石油会社になります。なので、このCCS設備は両国のコラボレーション(他に大学や研究所を含んだ)のプロジェクトとなっています。

製油所はスウェーデンにありますが、製油所で回収されたCO2は最終貯蔵地のノルウェーに輸送されます(製油所のリューセヒールはノルウェーの隣なので、長距離では無いようです。)削減できるCO2の量は年間50万立方メートルで、この製油所から出る量のの3分の1になるとのことです。

日本のCSSの記事

2020年5月14日に経済産業省がCCS設備のある北海道苫小牧市での実証試験について報告がされています。

【経済産業省】CCS大規模実証試験の報告書(2020年5月14日)

CCS大規模実証試験の報告書をとりまとめました (METI/経済産業省)
経済産業省は、北海道苫小牧市におけるCCS大規模実証試験において、2019年11月に二酸化炭素の累計圧入量が目標である30万トンと達成しました。 地質、地球工学、機械・プラント安全工学等の有識者により議論をいただき、30万トン圧入時点での本実証試験において得られた成果と課題を「苫小牧におけるCCS大規模実証試験30万ト...

2016年4月より、年間10万t規模のCO2圧入を開始し、2019年11月22日に累計CO2圧入量30万tを達成したとのことです。

報告書の中で目を引いたのは、2018年9月の北海道胆振東部地震の後に異常(CO2の漏れ等)が見られなかったということです。日本は地震が多いので、CCSに対してすごく安心できますね。

CCSについて気になる事

地中深い層にCO2を流し込んで、地層から漏れてくるのではないかと気になりますね。そこで、今の天然ガスや石油を考えてみると、これらは何百年も地層に溜まったものです。掘り起こさないと天然ガスや石油は出てこないのと同じで、CO2も漏れる事はないとされ、何百年もその層で貯蔵できると言われています。

下記のサイトで、CCSについて詳しく説明してくれています。動画は英語ですが、映像を見ると具体的にCCSについてイメージ出来ると思います。是非ご覧ください。

【環境展望台】CO2回収・貯留(CCS)

CO2回収・貯留(CCS) - 環境技術解説|環境展望台:国立環境研究所 環境情報メディア
温室効果ガスの代表格であるCO2を地中や海底などの別の場所に隔離し閉じ込める「CO2回収・貯留(CCS)」。高い温室効果ガス削減効果が期待されるCCSの技術と課題、展望について紹介します。

【ZEP】 – Safe Storage: Closing the carbon loop – CO2 Capture and Storage

ZEP – Safe Storage: Closing the carbon loop – CO2 Capture and Storage

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