カネカ、生分解性ポリマー『Green Planet』について調べてみた

環境問題

こんにちは。

今回はカネカが開発した生分解性ポリマー『Green Planet』について調べてみました。

カネカについて

カネカは日本を代表する化学メーカーです。

私がカネカという企業を知るようになったのは、新幹線の広告です。

新幹線の広告にきれいな人が載っているなと見ると、ミスユニバースで世界準グランプリに輝いた知花くららさんだったという記憶があります。そして、その広告がカネカだったという記憶があります(数年前の話なので、2021年現在、新幹線で知花さんの広告を見られるかは不明です^^;)。

カネカは主に樹脂などを製造してましたが、現在では食品素材なども製造しています。

生分解性ポリマー『Green Planet』

カネカ生分解性ポリマーGreen Planet™(以下PHBHで表記)は、100%植物由来のポリマーです。

植物由来となると、藻などの水中植物から製造されたのかと思われましたが、カネカの高砂工業所の土の中から発見された微生物から製造されたとのことです。

ポリマーを作る微生物がいるものなんですね、それも土の中の╰། ◉ ◯ ◉ །╯。

そして、自社の工業所の土の中というのも面白い所です。「灯台もと暗し」ってまさにこのことですよね。

そして、このPHBHの一番の凄い所は、海水中での生分解です。

生分解とうたっているポリマーは土の中での分解が主ですが、このPHBHは海の中でも分解してしまうというのです╰║ ❛ ◯ ❛ ║╯。

プラスチックゴミが一番嫌われているのが、海洋系での汚染です。

ストローやレジ袋が海に流れ、クジラなど海の生物の胃の中にそれらのプラスチックゴミ溜まって死んでしまうという悲しいニュースが問題になっています。

もちろん、プラスチックゴミを海に流してはいけませんが、万が一、海に流れてしまっても、このPHBHで製造されたものであれば、海中で分解され、海の生物への害を抑えることに繋がります。

処理により二酸化炭素の排出量の削減の期待

残念ながら、海水中での生分解が出来ると言えど、海水に浸けただけですぐには分解されません。

分解するには、日数を要します。また、海水の温度によっても分解速度が変わるそうです。

保存する容器の素材として考えれば、すぐに分解されないということは重要な要素です。

もちろん、今までのプラスチックのように分解に数十年かかるのものよりも優れています。

ただ、使う側、ユーザー側としては、分解条件を作ってあげて処理していくのが、プラスチックゴミを増やさない事にも繋がっていくのではないでしょうか。

例えば、すべてのプラスチックがPHBH素材であれば、PHBHの処理は分解を最適化した海水に浸すことで、処理ができるようになり、燃やしてゴミ処理をするより、二酸化炭素の排出量を削減できるかもしれません。

海で分解することに期待することも重要ですが、PHBHでよりプラスチックゴミの処理による二酸化炭素の排出量の削減に繋がるかも期待したいところです。

最後に

セブンイレブン、資生堂、ファミリーマート等が、PHBHの素材を使用した商品を採用していっています。

より多くのプラスチックが石油由来のものでなくなっていけば、二酸化炭素の排出量は削減でき、生分解できるものになっていけば、環境汚染の進行を抑制することが出来ます。

但し、プラスチックを使用する側にとって、メーカーにばかり頼らず、個人個人でも、生分解性のプラスチックを選択していき、環境汚染の進行の抑制に貢献していきたいですね。

参考リンク

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