イオンが『Loop』に参画するニュースが発表されました。これがうまく行けば、プラスチック容器の激減に繋がることが出来ます。では、このニュースに関して、詳しく見ていきたいと思います。
国内小売業初!イオンは持続可能なリユース容器商品の買物の仕組み「Loop」に参画
『Loop(ループ)』とは?
ループはテラサイクル社(アメリカ・ニュージャージー州)の循環型ショッピングプラットフォームです。
仕組みは、このLoopのショッピングサイトで販売されている物を購入します。使用後、容器が空になれば、Loopが容器を回収し、容器を洗浄し、その容器を使って、中身を再充填して販売します。例えば、シャンプーを買った場合、シャンプーが空になったら、Loopが空の容器を回収し、洗浄して、同じシャンプーを充填させて、販売するという事です。この仕組みの中では、容器のゴミは出ないという事になります。その為、容器は何度も使用できるようなステンレスの物が使われたりしています。
サイトを見ると英語のみです。今は日本では、このサービスを開始されていません、準備中です。アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツでサービスを開始しています。
イオンの参画について- イオン以外にも資生堂
まだ日本でのサービスは始まっていませんが、イオンの他に資生堂、BOTANIST(ボタニスト)が参画を発表しています。
基本的に、Loopで販売される商品は製造メーカーによるので、資生堂なら、資生堂の化粧品が売られるわけです。では、小売店であるイオンはどのように参画するかというと、イオンの店舗でLoopで販売されている商品を売り、回収するという事です。Loopはショッピングサイトなのですが、イオンはLoopの実店舗の役割になるようです。
2020年に都内の店舗で開始し、2021年に本州、四国に展開する予定です。

https://www.aeon.info/wp-content/uploads/news/pdf/2019/12/191206R_1.pdfから引用
まとめ
イオンは牛乳パック、食品トレイ、ペットボトル、アルミ缶、スチール缶、古紙などの資源回収ではおそらく日本一だと思います。そこでさらに、Loopに参画するとなると、新たな資源回収が増え、日本のゴミを減らすことに非常に貢献してくれることになります。
政府が率先してやらなければならいことをしてくれるイオンのような企業がもっと増えていけばいいですね。
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