【今週のドル円分析】
リスクオフが木曜日まで続き、2019年8月に付けた安値(104.44円)を抜け、104.18円を付けました。
8月アノマリー前の104円台だったので、104円割れをするような動きでしたが、金曜日のシカゴ購買指数が良で、月末ロンドンフィックスと重なり、一時、106円まで戻すことになりました。1日での180pipsの円安は、ショートのロスカットも巻き込んでることも影響していると思います。
今週のエントリーとして緑線（青丸ショート、赤丸ロング）、105.75、105.25、104.8円のサポレジが良かったのではないでしょうか。
2020年7月27日~8月1日 ドル円 1時間足
【来週の為替予想】
１．8月のアノマリーは円高です。
２．引き続き、米中の政治問題、そして、感染第2波の経済影響への懸念で、リスクオフ＝円買いが続くことが考えられます。
３．指標として、月(22:45)PMI、月(23:00)ISM、水(21:15)ADP、木(21:30)失業保険、金(21:30)雇用統計と、連日、重要な指標があります。予想は様々なので、どのように影響するかは分かりません。
４．テクニカルでは、日足の下降トレンドの上昇のターンなっています。
５．今週は急変動が続いたので、調整が入ると思われます。
以上の事を考慮して、目線は、一旦はレンジ。
但し、106.7円を超えた場合は上昇、105.15円を割った場合は下降としてトレンドフォローしていきたいと思います。
高値：107.15円、安値：104.15円
ドル円 – 日足
黒枠のボックス(107.6から104.5円）での動きを予想しています。
赤線106.6円、黒線105.9円を抜ければ、一旦は107円、104円台を付けると思われます。
ただ、上昇に関して、ファンダメンタル的にリスクオフの傾向なので、107円を戻したとしても、上値が重い状態（すぐに下降）になるのではないでしょうか。
重要なラインとして、107.2, 106.4, 106.2, 105.9, 105, 104.7, 104.5円付近を見ています。
2020年8月3日~8月7日 ドル円予想 日足
Youtube動画
今週の収支はYoutubeの方に上げています。
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