【FX】2021年5月24日～5月29日、ドル円為替予想 – レンジの動き継続

【今週のドル円分析】

今週の主な指標結果

指標	前回	予想	結果
ニューヨーク連銀製造業景気指数	+26.3	+23.9	+24.3
住宅着工件数	173.3万件	170.4万件	156.9万件
MBA住宅ローン申請指数[前週比]	+2.1％	—	+1.2％
新規失業保険申請件数	47.8万件	45.0万件	44.4万件
製造業PMI	60.5	60.2	61.5
中古住宅販売件数	601万件	607万件	585万件

参照：GMOクリック証券

今週は92pipsという値幅の狭いレンジでした。

19日20時頃まで109.3円まで上昇していましたが、その後のダウ大幅下落、長期金利の低下、MBA住宅ローン申請低で、一気に108.6円まで下落しました。

しかし、その後のFOMC議事録公表で、『著しい進展まで時間を要する』との発言がありましたが、テーパリングの議論が示唆され、再び109.3円まで上昇しました。

テクニカル的には、まだ下降トレンド形成には至っていないように見えます。

今週の理想のエントリーは緑線（赤丸ロング、青丸ショート）になります。先週の値幅内の動きで、短時間での戻りもあり、難しい相場だったのではないでしょうか。

【来週の為替予想】

１．再来週の月曜日5月31日は米国休日（戦没将兵追悼記念日）。

２．気になる指標は5月28日個人所得、個人支出で、予想結果が非常に悪い。⇒ドル売り要因。

来週の主な指標結果

指標	前回	予想
新築住宅販売件数	102.1万件	95.0万件
消費者信頼感指数	121.7	119.8
MBA住宅ローン申請指数[前週比]	+1.2％	—
新規失業保険申請件数	44.4万件	42.5万件
GDP[前期比年率]	+6.4％	+6.4％
個人所得[前月比]	+21.1％	-14.8％
個人支出[前月比]	+4.2％	+0.4％
PCEデフレーター	+2.3％	+3.5％
ミシガン大学消費者信頼感指数	82.8	83.0

参照：GMOクリック証券

３．米国では公式で脱マスクになっている地域があり、経済回復の兆し。⇒ドル買い要因

４．日足では、上昇トレンド継続か不明、下降トレンドに至っていない⇒レンジ

引き続き、上値、下値とも固い状況で、指標結果などで上下するレンジと見ています。
経済回復に向けて動いているので、底値は固くなりますが、長期金利低や指標結果が反映されない場合は、一時的な下降はあると見ています。

ドル円 – 日足

黒枠のボックス(109.75円から108.05円)での動きを予想しています。

上昇トレンド継続、下降トレンド形成が分からない状態です。

109.4円、108.3円がレジスタンス、サポートになるので、三尊の形成(赤線)の可能性があると見ています。今しばらくは、109円から107円までのレンジを上下するように見えます。

重要なラインとして、109.4, 109.05, 108.8, 108.6, 108.3円付近を見ています。

Youtube動画

今週の収支はYoutubeに掲載しています。

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