【今週のドル円分析】
指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|
貿易収支 | -750億USD | -687億USD | -689億USD |
MBA住宅ローン申請指数 | -4.0% | — | -3.1% |
消費者物価指数[前月比] | +0.8% | +0.5% | +0.6% |
消費者物価指数[前年比] | +4.2% | +4.7% | +5.0% |
ミシガン大学消費者信頼感指数 | 82.9 | 84.2 | 86.4 |
参照:GMOクリック証券
65pipsと2021年で一番狭い値幅になりました。
前回も注目された消費者物価指数(前月比、前年比)が予想を上回り109.8円まで上昇しました。また、アメリカ・ミシガン大学消費者信頼感指数も予想を上回り109.8円を付ける動きになりました。
最近の変動の要素の10年国債金利が1.50を下回り、ドルが売られることがありましたが、大きな下げには至らず底堅い印象を残しました。
テクニカル的には4時間足、日足の上昇チャネルの下限にいる形になっています。
【来週の為替予想】
1.13日まで開催されるG7の報道を気にして、14日を迎えたい。
2.18日、日銀金融政策決定会合。⇒東京時間に動く可能性。
3.17日、FOMC政策金利発表。金利予想は前回と同じ。パウエル議長の発言に注意したい。テーパリングについて発言で、大きく動く可能性。⇒FOMCまで様子見のレンジの可能性
4.10年国債金利が1.50を下回る。⇒大きなドル売りにならなかった⇒少しでも戻せばドル買いの動き。
5.4時間足、日足では、上昇チャネルの下限にいる状態⇒上限に向けて動く。⇒上昇。
指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|
ニューヨーク連銀製造業景気指数 | +24.3 | +22.0 |
小売売上高[前月比] | 0.0% | -0.5% |
生産者物価指数[前月比] | +0.6% | +0.5% |
鉱工業生産[前月比] | +0.5% | +0.6% |
MBA住宅ローン申請指数[前週比] | -3.1% | — |
住宅着工件数 | 156.9万件 | 164.0万件 |
FOMC政策金利[上限] | 0.25% | 0.25% |
FOMC政策金利[下限] | 0.00% | 0.00% |
新規失業保険申請件数 | 37.6万件 | 36.0万件 |
景気先行指標総合指数[前月比] | +1.6% | +1.1% |
参照:GMOクリック証券
今週は今年1番の狭いレンジだったことから、来週のFOMC、パウエル発言で大きく動くと見ています。また、底堅い動き、テクニカル的にも上昇のターンで上方向に見ています。但し、早期テーマリングが後退する発言が示唆されれば、大幅な下落になるので注意したいです。
ドル円 – 日足
黒枠のボックス(110.9円から108.5円)での動きを予想しています。
先週と同じ予想レンジです。
水色の上昇チャネルの下限付近で終わっているので、来週は上限に向かうと見ています。
但し、FOMCまではレンジの動きをするのではないでしょうか。
109.8円を超えれば111円台、109.2円を割れば108円台となり、一旦は大きく動くとみています。
重要なラインとして、110.2、109.8, 109.35, 109.2, 108.9、108.6円付近を見ています。
Youtube動画
今週の収支はYoutubeに掲載しています。
【MT4】ABCインジケーター 自信作!?
ABCインジケーターという名前のシリーズでMT4のインジケーターを作成しています。興味のある方はご利用下さい(無料。メンバー勧誘などありません。安心してご使用下さい。SNSで宣伝してくれると嬉しいです)。まあまあの自信作揃いです。
FXに関して呟いています。
是非、Twitterのフォローもお願いいたします。
コメント