【今週のドル円分析】
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
10/4(月) | 23:00 | 耐久財受注[前月比] | +1.8% | +1.8% | +1.8% |
23:00 | 製造業受注指数[前月比] | +0.7% | +1.0% | +1.2% | |
10/5(火) | 21:30 | 貿易収支 | -703億USD | -708億USD | -733億USD |
22:45 | 非製造業PMI | 54.4 | 54.4 | 54.9 | |
22:45 | 総合PMI | 54.5 | 55.0 | ||
23:00 | ISM非製造業景況指数[総合] | 61.7 | 59.9 | 61.9 | |
10/6(水) | 20:00 | MBA住宅ローン申請指数[前週比] | -1.1% | -6.9% | |
21:15 | ADP雇用統計 | +340千人 | +430千人 | +568千人 | |
23:30 | EIA原油在庫[前週比] | +4578kbbl | +795kbbl | +2345kbbl | |
10/7(木) | 21:30 | 新規失業保険申請件数 | 36.4万件 | 34.8万件 | 32.6万件 |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 281.1万人 | 276.2万人 | 271.4万人 | |
10/8(金) | 21:30 | 非農業部門雇用者数 | +366千人 | +500千人 | +194千人 |
21:30 | 失業率 | 5.2% | 5.1% | 4.8% | |
21:30 | 製造業雇用者数 | +31千人 | +25千人 | +26千人 |
2020年2月16日に付けた112.22円を僅かに上回り、112.24円を付け、1年半ぶりの高値更新になりました。
月曜は中国恒大問題で下げを見せましたが、その後の指標結果(ISM、PMI)がよく、上昇に転じました。また、7日には債務上限引き上げ決定でデフォルト問題回避がされ、金曜の雇用統計は結果が悪く、一時大きな下げを見せましたが、テーパリング見通しの変更なしという目線になり、10年長期金利が1.6%台となり、ドル円も続伸しました。
テクニカル的には、1時間足の上昇チャネルを形成しながら進み、日足の上昇チャネルの上限に近づいた形になっています。
【来週の為替予想】
1.11日、米コロンバスデー(祝日)、加サンクスギビング(祝日)。
2.中国恒大問題。⇒今後の経済の影響が未知数⇒解決が見えない限りドル売りの要因。
3.テーパリング見通し変化なし⇒ドル買いの要因。
4.指標の予想が低い項目が多い。⇒ドル売りの要因。
5.捕まっているショートポジションの過多。⇒ショート狩りが狙われる可能性。⇒ドル買いの要因。
6.中長期足の上昇チャネルの上限付近。⇒調整の下げのターン。⇒ドル売りの要因。
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
10/11(月) | コロンブスデー | |||
10/12(火) | 23:00 | JOLT労働調査 | 10934千件 | 10925千件 |
10/13(水) | 21:30 | 消費者物価指数[前月比] | +0.3% | +0.3% |
21:30 | 消費者物価指数[前年比] | +5.3% | +5.3% | |
10/14(木) | 3:00 | FOMC議事録公表 | ||
21:30 | 生産者物価指数[前月比] | +0.7% | +0.6% | |
21:30 | 生産者物価指数[前年比] | +8.3% | +8.8% | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 32.6万件 | ||
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 271.4万人 | ||
10/15(金) | 21:30 | 小売売上高[前月比] | +0.7% | -0.3% |
21:30 | 小売売上高[除自動車][前月比] | +1.8% | +0.5% | |
21:30 | ニューヨーク連銀製造業景気指数 | +34.3 | +25.0 |
テーパリングの見通しに変化なしなので、11月のFOMCまではドル買いの状況が続くでしょう。
そして、捕まっているショートポジションが多いので、上昇が続けば、ロスカットによりさらなる上昇になるかもしれません。
但し、高値圏でもあり、中国恒大の問題が解決していないので、ロングエントリーも慎重になりたいところです。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(112.6円から110.4円)での動きを予想しています。
日足の上昇チャネルの上限に位置しています。チャネルを意識するなら、もう少し伸びてチャンネル上限に当たってから下落になることになります。その際の、直近安値の110.8円がサポートになるのかに注目したいところです。
大きく下落しても、長期足の上昇チャネル内、テーパリング見通し変更なしなので、調整の下落とみなせるのではないでしょうか。ただ、ショートポジの捕まりから、ロスカットになれば調整の下落はないかもしれません。
Youtube動画
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