【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
11/30(火) | 0:00 | 中古住宅販売成約[前月比] | -2.4% | +1.0% | +7.5% |
0:30 | ダラス連銀製造業活動指数 | +14.6 | +17.0 | +11.8 | |
23:00 | 住宅価格指数[前月比] | +1.0% | +1.2% | +0.9% | |
23:45 | シカゴ購買部協会景気指数 | 68.4 | 67.0 | 61.8 | |
12/1(水) | 0:00 | パウエル議長 上院議会証言 | — | — | — |
0:00 | 消費者信頼感指数 | 113.8 | 110.9 | 109.5 | |
21:00 | MBA住宅ローン申請指数[前週比] | +1.8% | -7.2% | ||
22:15 | ADP雇用統計 | +570千人 | +525千人 | +534千人 | |
23:45 | 製造業PMI | 59.1 | 59.1 | 58.3 | |
12/2(木) | 0:00 | パウエル議長 下院議会証言 | — | — | — |
0:00 | ISM製造業景況指数 | 60.8 | 61.2 | 61.1 | |
4:00 | 米地区連銀経済報告ベージュブック | — | — | — | |
22:30 | 新規失業保険申請件数 | 19.4万件 | 24.0万件 | 22.2万件 | |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 204.9万人 | 200.2万人 | 195.6万人 | |
12/3(金) | 22:30 | 非農業部門雇用者数 | +546千人 | +550千人 | +210千人 |
22:30 | 失業率 | 4.6% | 4.5% | 4.2% | |
22:30 | 製造業雇用者数 | +48千人 | +42千人 | +31千人 | |
22:30 | 平均時給[前月比] | +0.4% | +0.4% | +0.3% | |
22:30 | 平均時給[前年比] | +4.8% | +5.0% | +4.8% | |
23:45 | 非製造業PMI | 57.0 | 57.0 | 58.0 | |
23:45 | 総合PMI | 56.5 | 57.2 | ||
12/4(土) | 0:00 | ISM非製造業景況指数[総合] | 66.7 | 65.0 | 69.1 |
0:00 | 製造業受注指数[前月比] | +0.5% | +0.5% | +1.0% |
今週の振り返り
先週末の下落基調が今週も続き、112円~113円のレンジの動きになりました。
パウエル議長のテーパリング終了を加速させるタカ派発言、中古住宅販売、ADP雇用統計の好結果、月末ロンフィクで上昇を見せる場面がありましたが、新種株の懸念でダウの下落、米長期金利下落を受け、何度となく戻され、激しいレンジの動きになりました。
また、金曜の非農業部門雇用者数の結果が悪く(前回+546千人, 予想+550千人, 結果+210千人)、発表後は下落⇒全戻しとなり、混乱させる動きとなりました。
一週間を通して激しい値動きだったので、無駄な損切りをしてしまう結果になったケースが多かったのではないでしょうか。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
12/7(火) | 22:30 | 貿易収支 | -809億USD | -668億USD |
12/8(水) | 21:00 | MBA住宅ローン申請指数[前週比] | -7.2% | |
12/9(木) | 0:00 | JOLT労働調査[求人件数] | 10438千件 | |
22:30 | 新規失業保険申請件数 | 22.2万件 | 23.0万件 | |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 195.6万人 | 191.0万人 | |
12/10(金) | 22:30 | 消費者物価指数[前月比] | +0.9% | +0.6% |
22:30 | 消費者物価指数[前年比] | +6.2% | +6.7% | |
22:30 | 消費者物価指数[コア][前月比] | +0.6% | +0.5% | |
22:30 | 消費者物価指数[コア][前年比] | +4.6% | +4.9% | |
12/11(土) | 0:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 67.4 | 68.0 |
4:00 | 財政収支 | -1651億USD |
来週の為替予想
1.今週の非農業雇用者数が低い。⇒ドル売り継続の可能性。
2.大きな指標はない。再来週にFOMC政策金利。⇒再来週まで様子見のレンジの可能性。
3.米債務上限の切り上げ期限12/15。⇒報道があれば、ドル売りの可能性。
4.世界各国の新種株の懸念。⇒リスクオフ。⇒円買い可能性。
5.中国恒大のデフォルト問題。⇒リスクオフ。⇒ドル売りの可能性。
6.112.5円のサポート割れトライ継続。⇒サポレジ転換すれば一段下の動きの可能性。
再来週にFOMC政策金利など大きな指標があるので、来週は大きく動かないと見ています。
米債務上限の期限ではデフォルトになることは低いですが、上限切り上げがされるまでドル売りの材料とされるかもしれません。
中国恒大のデフォルト問題が再燃しており、ドル売りの材料とされるかもしれません。また、恒大以外の不動産会社の問題も出てきています。
また、米露のウクライナ情勢に対する報道にも注意したいところです。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(114円から111.5円)での動きを予想しています。
112.5円がサポレジ転換になれば、大きく下げると見ていますが、大きな指標はないので、下げたとしても111.5円ぐらいで反発するのではないでしょうか。
来週には新種株に対する情報がまとまってくると思われるので、既存のワクチン効果などが発表されれば、113円後半に戻してくると見ていますが、再来週のFOMCまでは様子見のレンジになるのではないでしょうか。
Youtube動画
今週の収支はYoutubeに掲載しています。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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