【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
2/15(火) | 22:30 | ニューヨーク連銀製造業景気指数 | -0.7 | +12.0 | +3.1 |
22:30 | 生産者物価指数[前月比] | +0.4% | +0.5% | +1.0% | |
22:30 | 生産者物価指数[前年比] | +9.8% | +9.1% | +9.7% | |
22:30 | 生産者物価指数[コア][前月比] | +0.6% | +0.5% | +0.8% | |
22:30 | 生産者物価指数[コア][前年比] | +8.5% | +7.9% | +8.3% | |
2/16(水) | 22:30 | 小売売上高[前月比] | -2.5% | +2.0% | +3.8% |
22:30 | 小売売上高[除自動車][前月比] | -2.8% | +1.0% | +3.3% | |
23:15 | 設備稼働率 | 76.6% | 76.8% | 77.6% | |
2/17(木) | 4:00 | FOMC議事録公表[1月25日-26日分] | ** | ** | ** |
22:30 | フィラデルフィア連銀景況指数 | +23.2 | +20.0 | +16.0 | |
22:30 | 新規失業保険申請件数 | 22.5万件 | 21.8万件 | 24.8万件 | |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 161.9万人 | 160.5万人 | 159.3万人 | |
22:30 | 住宅着工件数[前月比] | +0.3% | -0.4% | -4.1% | |
22:30 | 住宅着工件数[年率換算件数] | 170.8万件 | 169.5万件 | 163.8万件 | |
2/19(土) | 0:00 | 中古住宅販売件数 | 609万件 | 610万件 | 650万件 |
0:00 | 景気先行指標総合指数[前月比] | +0.7% | +0.2% | -0.3% |
今週の振り返り
109pipsの狭い値動きになり、一時115円を割りましたが、終値は115円を戻し、底堅い動きをしています。
今週はウクライナ情勢に左右された週になりました。ロシア軍の撤退、ロシア軍が増強、ウクライナに砲撃があったなど全く違う報道が次々と流れ、リスクオフ、リスクオンが繰り返されました。
値幅が小さいことから、最終的に様子見をするのが多かったのかもしれません。
生産者物価指数、小売高上高の好結果より、大きく下げることは無かったのかもしれません。
長期足(4時間足、日足)での上昇チャネル内の動きを継続し、エリオット波動の4波(下落)の下限で終わっています。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
2/21(月) | ** | 大統領記念日 米国休場 | ** | ** |
2/22(火) | 23:45 | 製造業PMI | 55.5 | 56.0 |
23:45 | 非製造業PMI | 51.2 | 53.0 | |
23:45 | 総合PMI | 51.1 | ||
2/23(水) | ** | 天皇誕生日 日本休場 | ** | ** |
0:00 | 消費者信頼感指数 | 113.8 | 110.0 | |
2/24(木) | 22:30 | 新規失業保険申請件数 | 24.8万件 | 23.5万件 |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 159.3万人 | 158.0万人 | |
22:30 | GDP[前期比年率] | +6.9% | +7.0% | |
22:30 | 個人消費[前期比] | +3.3% | +3.4% | |
2/25(金) | 22:30 | 個人所得[前月比] | +0.3% | -0.4% |
22:30 | 個人支出[前月比] | -0.6% | +1.5% | |
22:30 | PCEデフレーター[前年比] | +5.8% | +6.0% | |
22:30 | PCEコア・デフレーター[前月比] | +0.5% | +0.5% | |
22:30 | PCEコア・デフレーター[前年比] | +4.9% | +5.2% |
来週の為替予想
1.2/21(月) 米国:大統領記念日、2/23(水) 日本:天皇誕生日
2.ウクライナ情勢、バイデン大統領の発言『プーチン大統領のウクライナを侵攻を確信』。
⇒リスクオフ⇒円買いの要因。
3.GDP、PCE(個人消費)の指標予想は上。⇒ドル買いの要因。
4.2/17FOMC議事録。⇒0.5bp利上げの可能性後退。⇒中立の状態。
5.短期足のエリオット波動下落4波の下限。⇒次が5波なら上昇の方向の可能性。
バイデン大統領がロシアがウクライナを攻撃することを確信していると発言したことより、情勢は悪化していることになります。ただ、今週の報道のように、状況が全く異なる場合があり、どちらに動くかは見えません。今週は、状況が悪い状態で終えたので、対話継続になればリスクオンにはなると見ています。状況が明確になるまでは、値動きが少ない相場になるのではないでしょうか。
週末にかけて各国でウクライナからの退避勧告が出され緊迫しています。但し、オリンピック開催中で、15日に独ショルツ首相がロシア訪問する予定から、有事に至るとは見ていません。但し、緊張状態であるのは否定できません。
FOMC議事録公表については、公表前後で、利幅などについての報道が今週のようにあると思われ、ドル高を支えるのではないでしょうか。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(115.9円から114.2円)での動きを予想しています。
4時間足では高値更新、安値切り上げ(エリオット波動4波目)になっていますが、1時間足では高値切り下げ、安値更新になっています。
今週安値の114.7円でサポートされるならば、上昇継続もしくはレンジと見ています。
ウクライナ情勢で左右されると思いますが、指標予想がいいので大きく下げても114.2円付近だと見ています。
まだ114.2円を割ると、長期上昇チャネルを割るので、113.4円までの下落は考えておきたいです。
Youtube動画
今週の収支はYoutubeに掲載しています。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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