【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
5/16(月) | 21:30 | ニューヨーク連銀製造業景気指数 | +24.6 | +15.0 | -11.6 |
5/17(火) | 21:30 | 小売売上高[前月比] | +1.4% | +1.0% | +0.9% |
21:30 | 小売売上高[除自動車][前月比] | +2.1% | +0.4% | +0.6% | |
22:15 | 鉱工業生産[前月比] | +0.9% | +0.4% | +1.1% | |
22:15 | 設備稼働率 | 78.2% | 78.6% | 79.0% | |
5/18(水) | 3:00 | パウエル議長イベント参加 | ** | ** | ** |
21:30 | 住宅着工件数 | 172.8万件 | 175.6万件 | 172.4万件 | |
21:30 | 住宅着工件数[前月比] | -2.8% | -2.1% | -0.2% | |
21:30 | 建設許可件数 | 187.0万件 | 181.4万件 | 181.9万件 | |
21:30 | 建設許可件数[前月比] | +0.3% | -3.0% | -3.2% | |
5/19(木) | 21:30 | フィラデルフィア連銀景況指数 | +17.4 | +15.0 | +2.6 |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 19.7万件 | 20.0万件 | 21.8万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 134.2万人 | 132.0万人 | 131.7万人 | |
23:00 | 景気先行指標総合指数[前月比] | +0.1% | 0.0% | – 0.3% |
今週の振り返り
先週の週足の陰線から、今週も陰線に終わり、130円を付けることはありませんでした。
今週は多くの指標が悪い結果となりました。特に5月19日フィラデルフィア連銀製造業景気指数、新規失業保険申請件数が発表された後には、127.2円まで下落する結果となりました。
パウエル議長の発言はタカ派に見えましたが、大きく上昇することはありませんでした。6,7月のFOMCの利上げは50bpと予想されていますが、エバンス(シカゴ連銀総裁)がその後の金利が25bpに移行という予想ということで、今まで続いたドル円の勢いがなくなったのかもしれません。
長期金利も下落が続き2.7%になっており、ドルの勢いがなくなっている要因かもしれません。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
5/23(月) | 21:30 | シカゴ連銀全米活動指数 | +0.44 | +0.50 |
5/24(火) | 22:45 | 製造業PMI | 59.2 | 57.8 |
22:45 | 非製造業PMI | 55.6 | 55.3 | |
22:45 | 総合PMI | 56.0 | 55.5 | |
23:00 | 新築住宅販売件数 | 76.3万件 | 75.0万件 | |
23:00 | 新築住宅販売件数[前月比] | -8.6% | -1.7% | |
23:00 | リッチモンド連銀製造業指数 | +14 | +10 | |
5/25(水) | 21:30 | 耐久財受注[前月比] | +1.1% | +0.6% |
21:30 | 耐久財受注[除輸送用機器][前月比] | +1.4% | +0.6% | |
5/26(木) | 3:00 | FOMC議事録公表 | ** | ** |
20:05 | 黒田総裁発言機会 | ** | ** | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 21.8万件 | 21.0万件 | |
21:30 | GDP[前期比年率] | -1.4% | -1.3% | |
21:30 | 個人消費[前期比] | +2.7% | +2.9% | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 131.7万人 | 131.0万人 | |
5/27(金) | 21:30 | 個人所得[前月比] | +0.5% | +0.5% |
21:30 | 個人支出[前月比] | +1.1% | +0.7% | |
21:30 | PCEデフレーター[前年比] | +6.6% | +6.2% | |
21:30 | PCEコア・デフレーター[前月比] | +0.3% | +0.3% | |
21:30 | PCEコア・デフレーター[前年比] | +5.2% | +4.9% | |
23:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 59.1 | 59.1 |
来週の為替予想
1.ダウの下落。⇒リスクオフ。⇒ドル売りの可能性。
2.米10年長期金利 2.7%に下落⇒ドル売りの可能性。
3.日米の金利差は拡大の方向。⇒ドル買いの要因。
4.予想が低い指標が多い。⇒ドル売りの可能性。
5.5月26日 黒田総裁発言機会。⇒円安容認発言ならドル高の方向。
6.4時間足の移動平均線75で抑えられる。⇒下落の傾向。
GDPの予想は前回の結果よりも上昇していますが、数値的にはマイナスです。また、その他の指標予想も前回の結果を下回るものが多いです。よって、今まで大きく上げた調整を踏まえて、来週も上値が重くなるのでしょうか。
大きくは話題になっていませんが、欧米で新たな感染症の報道があり、拡大になれば、リスクオフの円買いになるかもしれません。
しかし、ショートポジションが多いので、大きく下落しないと見ています。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(129.7円から125.1円)での動きを予想しています。
4時間足の移動平均線75中期に抑えられていることから、上昇しても再び抑えられる可能性があります。
127円を割ってくると、サポレジ転換になるかを見て、方向を確認したいところです。
再来週に雇用統計があるので、来週は大きく崩れず、下落したとしても125円ぐらいで支えられるのでしょうか。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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