【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
5/30(月) | 戦没者祈念日 | ** | ** | ** | |
5/31(火) | 22:00 | 住宅価格指数[前月比] | +1.9% | +2.0% | +1.5% |
6/1(水) | 22:45 | 製造業PMI | 57.5 | 57.5 | 57.0 |
23:00 | ISM製造業景況指数 | 55.4 | 54.5 | 56.1 | |
23:00 | JOLT労働調査[求人件数] | 11855千件 | 11350千件 | 11400千件 | |
6/2(木) | 3:00 | 米地区連銀経済報告[ベージュブック] | ** | ** | ** |
21:15 | ADP雇用統計 | +202千人 | +300千人 | +128千人 | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 21.1万件 | 21.0万件 | 20.0万件 | |
21:30 | 非農業部門労働生産性[前期比年率] | -7.5% | -7.5% | -7.3% | |
21:30 | 単位労働費用[前期比年率] | +11.6% | +11.6% | +12.6% | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 134.3万人 | 134.0万人 | 130.9万人 | |
23:00 | 耐久財受注[前月比] | +0.4% | +0.4% | +0.5% | |
23:00 | 耐久財受注[除輸送用機器][前月比] | +1.8% | +0.7% | +0.3% | |
6/3(金) | 21:30 | 非農業部門雇用者数 | +436千人 | +320千人 | +390千人 |
21:30 | 失業率 | 3.6% | 3.5% | 3.6% | |
21:30 | 製造業雇用者数 | +61千人 | +39千人 | +18千人 | |
21:30 | 平均時給[前月比] | +0.3% | +0.4% | +0.3% | |
21:30 | 平均時給[前年比] | +5.5% | +5.2% | +5.2% | |
22:45 | 非製造業PMI | 53.5 | 53.5 | 53.4 | |
22:45 | 総合PMI | 53.8 | 53.8 | 53.6 | |
23:00 | ISM非製造業景況指数[総合] | 57.1 | 56.5 | 55.9 |
今週の振り返り
3週連続陰線が続いていたので、下落に向くかと思われましたが、400pips以上の上昇になりました。
5月31日(火)は月末のロンフィクでのドル実需買いの上昇、6月1日(水)はISMの結果(予想54.5、結果56.1)を受けて上昇しました。そして、6月2日(木)はADP雇用統計(予想+30万人、結果+12.8万人)を受けて一旦下落しましたが、失業保険関係の指数が良好だったため、下げ渋りました。そして、6月3日(金)の非農業部門雇用者数(予想+32万人、結果 +39万人)と大幅に数字が良かったため大きく上昇しました。131円を突破する勢いでした。先週までの下落は、調整の下落と考えてよさそうです。
また、5月30日(月)の黒田総裁の発言「急激な円安の状況、今は改善されている」と発言がありましたが、円高には向きませんでした。
米長期金利が2.9%台に戻り、再び、ドル買いに戻った形となっています。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
6/7(火) | 21:30 | 貿易収支 | -1098億USD | -895億USD |
6/9(木) | 21:30 | 新規失業保険申請件数 | 20.0万件 | 20.6万件 |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 130.9万人 | 130.5万人 | |
6/10(金) | 21:30 | 消費者物価指数[前月比] | +0.3% | +0.7% |
21:30 | 消費者物価指数[前年比] | +8.3% | +8.3% | |
21:30 | 消費者物価指数[コア][前月比] | +0.6% | +0.5% | |
21:30 | 消費者物価指数[コア][前年比] | +6.2% | +5.9% | |
23:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 58.4 | 58.3 |
来週の為替予想
1.翌々週、6月16日FOMC。⇒50bpの可能性。⇒ドル円の底堅い動き。
2.131円突破に向けての動き。⇒ドル買いの要因。
3.消費者物価指数[前月比](CPI)の予想が高い。⇒ドル買いの要因。
4.米リセッション懸念の後退。⇒ドル買いの要因。
5.米 10年長期金利 2.9%に上昇。⇒ドル買いの要因。
6.4時間足の25MAが75MA、200MAを超す。⇒上昇の傾向。
131円を付けてから、126円まで下落し、131円は天井だと見られましたが、今週金曜日に131円トライをしており、再びドルが強くなったとみています。
非農業部門雇用者数の結果がよかったことから、先週沸き上がったリセッションの懸念は後退したので、ドルを売る要因は無くなりました。
翌々週のFOMCでは、大方の予想は50bpなので、FOMCはドル買いの方向に向くと思われます。その為、来週は大きく下げることはないのではないでしょうか。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(133.3円から128.8円)での動きを予想しています。
翌々週のFOMCで大きく動くとみていますが、今週は400pips上昇したので、来週も調整を込みで300pips程度の大きな動きになるのではないでしょうか。
注目する点は131.3円を超えてレジサポ転換になるかというところです。転換になれば、133円が次の焦点になるように見えます。但し、131.3円はロングの利確ポイントなので、131.3円では一旦は下落すると見ています。
ロングエントリーは正解だと思いますが、高値圏なので、きちんと押し目を狙っていきたいですね。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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